Travis Japan宮近海斗くんのプロフィールまとめ!トラジャ・セクバの歩みからリーダー論まで一挙ご紹介♪

Travis Japan(トラジャ)のムードメーカーとして、周囲を明るく照らしている宮近海斗くん。ムードメーカーというイメージが先行しがちではありますが、彼の魅力はと~っても奥が深いんです。今回は、Travis Japan(トラジャ)宮近海斗くんのプロフィールや経歴、性格や魅力について、様々なエピソードを交えながらご紹介していきます。

Travis Japan宮近海斗くんのプロフィールまとめ!トラジャ・セクバの歩みからリーダー論まで一挙ご紹介♪

Travis Japan(トラジャ)宮近海斗くんのプロフィールや魅力、経歴が知りたい!

Travis Japan(トラジャ)のムードメーカーとして、周囲を明るく照らしている宮近海斗くん。ダンスはもちろんですが、これまでの歩みをたどっていくなかで彼の人間性やエピソードに触れると、踊っている姿だけでは分からない魅力がどんどん見えてきます。

今回は、そんなTravis Japan(トラジャ)宮近海斗くんのプロフィールを徹底解剖!入所理由や経歴のほか、様々なエピソードを通じて、ちゃかちゃんの魅力をたっぷりとご紹介していきます。








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Travis Japan(トラジャ)宮近海斗くんのプロフィール、経歴


(画像:PhotoAC)

まずは、Travis Japan(トラジャ)宮近海斗くんのプロフィール、入所理由、同期メンバーを見ていきましょう!

名前 宮近海斗(みやちか かいと)
誕生日(生年月日) 1997年9月22日
出身地 東京都
血液型 O型
身長 167.4cm
きょうだい 兄(2人)、妹
趣味 映画を見ながら寝ること
特技 大声
あだな 宮近、みやち、ちゃか、ちゃかちゃん など
憧れの先輩 屋良朝幸
入所日/入所時の年齢 2010年10月30日/13歳
同期 ※同日入所 佐藤勝利(Sexy Zone→timelesz)、目黒蓮(Snow Man)、中村海人・松倉海斗(Travis Japan)、原嘉孝、神宮寺勇太(King & Prince→Number_i/TOBE所属)
初ステージ 年末ヤング東西歌合戦!東西Jr.選抜大集合2010!
メンバーカラー
林遣都さんに間違われがち?
⇒ごはん屋でサラリーマンに「そうっすよね」「最近も見てます」「ドラマ出てましたよね、火花」なんて話しかけられたエピソードもあります。
京本会のメンバーは?
⇒宮近くんはSixTONES京本大我くんを中心とした京本会に所属。七五三掛くんと松倉くんを含めた4人がレギュラーメンバーとして知られています。
ちゃかちゃん呼びはいつから?
⇒2016年1月ごろから周囲で“ちゃかちゃん”呼びが登場し、そこから少しずつ浸透していった形のようです。

入所理由は?

2010年10月30日、中学1年生(13歳)の時にジャニーズ事務所へ入所した宮近海斗くん。彼の入所のきっかけには、お母さんの存在が大きく関わっています。

幼稚園の頃からずっとサッカー(ポジションはDF)をやっていたという宮近くんですが、小学3年生の時に突然お母さんから「あなた、リズム感ないわね」と指摘されたんですよね。

妹がダンスを始めるタイミングに合わせ、自身も体験という形でスタジオに連れていかれたという宮近くん。そうした流れを経て、ダンス教室に通うことになったようです。はじめは気乗りがせず嫌々やっていたそうですが、継続していくうちに楽しくなってきたと振り返っているんですよね。

ある日、家に帰ると履歴書が置いてあったそうで、お母さんから「郵便局に出してきなさい!」と(なぜか怒られ気味に)言われたという宮近くん。行かなかったらもっと怒られるという理由で、嫌々出しに行ったようです。封筒には、大きな文字で“ジャニーズ事務所”と書いてあったそうで、「恥ずかしかった」とも振り返っています。

そんなこんなで履歴書を送ったものの、なかなか連絡が来なかったそう。その後、1年ほど経ってからFAXで連絡があり、オーディションへ参加→見事に合格を勝ち取ることとなります。

ダンスは好きだったものの、芸能界に興味があったわけではない宮近くん。入所までの流れについて、「今で言うと『履歴書ハラスメント』だった」なんて振り返っているんですよね。ただ、今では「ジャニーズに入ってよかった」と感じているそうで、お母さんにラジオで感謝の気持ちを伝えていたこともありました。

幼稚園~小学生までは、人前に出るのが苦手だったという宮近くん。緊張が怖くて泣いていたそうで、学校の音読でも泣いていたというエピソードがあるほど。ただ、泣いちゃうと人に何も伝えられない、それが逆に恥ずかしいということに気づき、我慢して堪えながら努力で克服したようです。ジャニーズ入ってからは人前に出るほうが楽しくなり、人一倍緊張空間を楽しめる性格になったと振り返っています。

同期のメンバーは?

宮近くんの同期には、同じくTravis Japan(トラジャ)のメンバーとして活躍する中村海人くん、松倉海斗くんのほか、timeleszの佐藤勝利くん、Snow Manの目黒蓮くん、原嘉孝くん、Number_i/TOBE所属の神宮寺勇太くんなどがいます。

この時期に入所したメンバーの多くは、「ジャPAニーズHi!」というユニットに所属していたことから、ジャパHi世代なんて表現されることもあったでしょうか。

200~300人ほどが参加していたとも言われているオーディション。2010年10月入所組について、宮近くんは「こんなに入れたことない」とスタッフさんから言われたことがあるんですよね。

採用される人数が多かったおかげで自分は合格できたなんて振り返っている宮近くん。ただ、オーディション時のエピソードや入所後の活躍を見れば、決してそんなことはないんだということ、彼は選ばれし者なんだということが分かります。

同期会のエピソード

2019年には、2010年10月30日入所組による同期会が行われたことも話題となりましたね。もともとは、宮近くんが勝利くんと同期の話になったところからスタートしました。せっかく同期メンバーが多いし「自分たちも楽しまないと」という思いから、勝利くんが同期会の開催を思い立つという流れだったようです。

勝利くん主催の同期会ではありますが、宮近くんが提案したというテイ(幹事っぽい位置づけ)で話が進んでいきます。勝利くんは、自分が誘って集まらなかったら恥ずかしい……なんて思いから、「宮近が同期会をやりたいと言っている」ことにして、保険をかける形で同期にメールを送ったんですよね。そこからスムーズにメンバーの参加が決まり、スケジュールも決まって、無事に同期会が開催されました。

最終的には自分が主催したとバレてしまい、周りから感謝されたという勝利くん。どのような経緯でバレてしまったのかは明らかにされていませんが、何となく宮近くんの優しさが絡んでいるような気がするんですよね。

推測でしかありませんが、宮近くんの優しい人柄や人望があるからこそ、勝利くんは保険をかけようという思いになって、それに対して宮近くんは何も言わず幹事っぽい役割を果たして、でも最後は勝利くん主催だとばらして……みたいな感じだったのかなぁなんて思ったりしています。

そう思ってしまうくらいに、宮近くんって安心や信頼を生み出してくれるような温かさ・優しさが凝縮されているなぁと感じるんですよね。こうしたエピソードからも、宮近くんが周りにとってどんな存在なのか、宮近くんがどんな人なのかということが見えてくる気がします。

オーディションのエピソード

同期でもある勝利くんは、オーディション当日から宮近海斗くんの優しさをひしひしと感じていたようです。

先ほどご紹介しましたが、入所前からダンス教室に通っていた宮近くん。オーディション時、ダンス経験がなかった勝利くんをはじめとするメンバーに振りを教えてあげていたというエピソードがあります。

この時のオーディション曲は、Hey! Say! JUMPの『「ありがとう」~世界のどこにいても~』。東西歌合戦やザ少年俱楽部などのステージを見ても、彼らにとっての「初」には欠かすことのできない楽曲とも言えるでしょうか。宮近くんは、この曲の振りをほかのメンバーに教えてあげていたのだと推測できます。

振りを教わっていたメンバーは、もちろん「宮近海斗」という名前も分からない状態。「初めまして」で名前も分からない人、オーディションを戦うライバルでもある人に教わりながら、勝利くんは「いい人だなぁ」「踊りうめぇなぁ」と思っていたようです。

オーディションを勝ち抜かなければならない状況で、こうした宮近くんの行動に対して「何の得もないはずなのに」「勝たなきゃいけないのに」と話していた勝利くん。ただ、ジャニーズとしてともに歩みを進めていくなかで、彼の優しい性格に気づかされていくんですよね。

当時は「なぜ」「どうして」と思う部分もあったのかもしれませんが、今ではそんな宮近くんの行動に対して「やっぱそうだよね」「ずっと変わらないよね」というスタンスで話している様子でもあります。

ちゃかの優しさや温かさについては、このあと魅力の見出しでもたっぷりとご紹介していきたいと思います。

Travis Japan(トラジャ)宮近海斗くんの歩み


(画像:PhotoAC)

Travis Japanの結成、プレゾンへの出演

2012年7月、「PLAYZONE’12 SONG & DANC’N。PARTII。(プレゾン)」の幕開けとともに、Travis Japan(トラジャ)が結成されます。この「プレゾン」は、宮近くんのジャニーズ人生において、大きな変化・成長をもたらした舞台とも言えるかもしれません。

かつて、自分自身の成長について「普通はあまり分からないと思う」なんて話していた宮近くんですが、プレゾンを経験してからは「変化に気づいた」と語っているんですよね。また、尊敬する先輩であり、プレゾンを語る上で欠かすことのできない屋良朝幸くんの存在もまた、彼に大きな影響を与えていることは言うまでもありません。

屋良くんのダンスを目の当たりにして、自身の未熟さを改めて感じたという宮近くん。表現力のすごさはもちろん、自分と同じ小柄でありながらすごく大きき見えるダンスに圧倒され、乗り越えなければならない壁の高さを感じたと語っているんですよね。

プレゾンのリハ中にアドバイスをたくさんもらったそうで、ゆっくり音を取ることで自然と大きく見えることなど、屋良くんの経験から語られるアドバイスによって、稽古への意識も変わっていったと話していたことがありました。

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ジャニーズ エンタテイメント

「『ダンス』と言ったら宮近だよね」

かつて、そう言われるくらいの存在になりたいと語っていたことがありました。

小学3年生からダンスを始め、その楽しさや魅力にハマっていった宮近くん。そんなエピソードと連動するように、彼のダンスに懸ける思いのアツさに気づかされる瞬間って多いような気がします。

トラジャの結成、プレゾンへの出演、屋良くんとの出会いなど、彼の歩みには「ダンスに対する思い」をより強く、よりアツくさせる出来事や出会いが隠されているんですよね。

セクバへの出張

Travis Japanの結成とともに、トラジャの一員としての活動がスタートしますが、その途中には「セクバへの出張」という期間もありました。

Sexy Zoneが『Sexy Summerに雪が降る』を披露した「FNS歌謡祭」(2012年12月5日放送)。当時「しゃかりきダンス」が代名詞だった松倉海斗くんの隣に「もう一人しゃかりきっぽい子がいる……!」と話題になったんですよね。それが宮近くんでした。

同期でもあり97年生まれでもある、ちゃか&まつくの2人。やがて同じ高校に通い、同じクラスになって、トラジャのメンバーとして一緒に活動する日が来るなんて……この時は想像できなかったですよね。

そしてそして、松松のトラジャ加入には、2人と同じ97年生まれで同期、同じ高校の同じクラスだった“うみんちゅ”こと中村海人くんの提案が関わっています。そう考えると、何かトリプルカイトってすごいなぁと感じてしまいますよね。ちなみに、3人そろって血液型はO型だったりもします。

ジャパHi世代の宮近くんは、トラジャが結成される前も結成された後もSexy Zoneのバックにつくことはありました。2012年3月18日には、当時セクバやその周辺Jr.が多く出演していた「ジャニーズJr.ランド(ジュニラン)」にも初出演を果たしているんですよね。

「寝るかボケるか」と語るくらい人を笑わせるのが好きで、ジュニランでは盛大にスベったり、周りからイジられている印象も強くありました。「僕がしゃべると周りがシーンとしちゃう」とも語っていて、ジャニーさんから「こんなに静かにできるのはYOUしかいないよ」と褒められたエピソードもあるんですよね。

後ほど“いわちかコンビ”について簡単に触れようと思っていますが、「岩橋玄樹くんと一緒」(※現在は退所しソロとして活動)というイメージを持っていた方もいらっしゃるかもしれません。

セクバとしての歩み

宮近くんの口から「出張」という言葉が出たのは、2013年1月のセクゾ新春魂でした。

その後に行われたジャニーズ銀座では、「Sexy Boyz(セクボ)クリエ」と「Travis Jr.(トラジュ=トラジャの弟組)クリエ」の掛け持ち出演も話題となりましたね。思えば、東京オリンピック2020へ向けた大型Jr.ユニット「Twenty・Twenty」構想の候補生としても名前が挙がっていました。

当初は「トラジャから出張」という紹介だったものの、振り返ってみると、2013年に入ってから少しずつ「セクバの人」というイメージが強くなっていったような印象でもあります。

飛躍、そして悔しさをにじませた2013年

「改めて、Travis Japanを知った1年だった」

2013年の終わりに、宮近くんはそう語っていました。同年6月には、NHKドラマ『激流~私を憶えていますか?~』への出演を果たすなど、活躍の場を広げていった印象でもありますが、その一方で、自身を大きく変えてくれた舞台「プレゾン」へ出演できなかったことに悔しさをにじませた年でもあったんですよね。

ほかのトラジャメンバーが出演するなかで、プレゾンの見学へ行った宮近くん。「泣いたら負け」という思いがあって我慢していたものの、オープニングの時点でウルウルしていたそう。当時のレポでは、ちょっと寂しそうな様子も伝わってきて、何とも言えない気持ちになったことを覚えています。

みんなのカッコよさ、そして「自分も出たかった」という悔しさ、「次は出たい」という思いをまっすぐ語る姿からは、トラジャに対する思い、プレゾンに対する思いを強く感じられた気がします。セクバへの出張によって、トラジャを客観的に見つめることができたという宮近くん。そこで気づくことも多かったと語っているんですよね。

★宮近海斗くんのおもなテレビドラマの出演経歴(※2024年9月現在)

作品名 放送時期 役柄
激流~私を憶えていますか?~ 2013年6月~8月放送(NHK) 鯖島豊(中学生時代)役
お兄ちゃん、ガチャ 2015年1月~3月放送(日本テレビ) レイ 役
99.9 -刑事専門弁護士- 第9話:2016年6月12日(TBS) 山城良典 役
トットちゃん! 第47話:2017年12月5日(テレビ朝日)
花のち晴れ~花男 Next Season~ 第1・2話:2018年4月17日・24日(TBS) 小松原拓 役
特捜9 2018年4月~6月放送(テレビ朝日) 佐久間朗 役
特捜9 season2 2019年4月~6月放送(テレビ朝日) 佐久間朗 役
特捜9 season3 2020年4月~7月放送(テレビ朝日) 佐久間朗 役
特捜9 season4 2021年4月~6月放送(テレビ朝日) 佐久間朗 役
インフルエンス 2021年3月~4月放送(WOWOW) 緒方歩 役
RISKY 2021年3月~5月放送(MBS) 浅井光汰 役
特捜9 season6 第7話 2023年5月17日(テレビ朝日) 佐久間朗 役
お迎え渋谷くん 2024年4月~6月放送(関西テレビ・フジテレビ) 大崎達也 役
特捜9 season7 第8話 2024年5月22日(テレビ朝日) 佐久間朗 役


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Guy’s勝利とクリエセクボ

宮近くんの出張は長期化し、2013年は岸優太くん、神宮寺勇太くんらと同じ括りでステージに立ったり、雑誌に登場したりすることも多くなっていきます。

別の記事でもご紹介したんですが、ここに佐藤勝利くんを含めた仲良し5人組は「Guy’s勝利」という愛称で親しまれていましたね(勝利くんを含まない4人をGuy’s勝利と呼ぶこともありました)。

夏のお台場リアスコイベントのほか、舞台「DREAM BOYS JET」や「JOHNNYS’ 2020 WORLD -ジャニーズ トニトニ ワールド-」、『Real Sexy!』『バィバィDuバィ〜See you again〜』のMV出演など、2013年だけでも様々な現場を経験しています。

2014年に入ってからも「ガムシャラJ’s Party!!」や「Sexy Zone Concert Tour Sexy Second」へ出演。4月末から始まったジャニーズ銀座(クリエ)では、【A】Sexy Boysのメンバーとして、岸くん、神宮寺くん、岩橋くん、阿部顕嵐くん(顕嵐くんは現在「7ORDER」のメンバー)とともにステージを盛り上げました。

クリエ期間中のセクセカ魂では、じぐいわの2人がマリウス葉くんとSexy Boyzの結成を発表したことも話題となりましたね。

クリエ出演の5人はSexy Boys、セクセカ魂で発表されたのはSexy Boyzということで、実はボーイズの「ズ」のつづりが違っています。つづりは異なるものの、どちらも「セクボ」という略称になってしまうので、それぞれを区別する意味合いもあり、クリエ出演の5人は「クリエセクボ」と呼ばれるようになっていったイメージかもしれません。

Sexy Boyz とSexy Boysの違いは?
Sexy Boyzは2012年の結成(初代メンバーには神宮寺くんや現7 MEN 侍の中村嶺亜くんがいました)から続くユニットで、マリウスくん+じぐいわのセクボは細かく分けると「十何代目」くらいになる(であろう)歴史あるユニットでした。『雨だって』や『Don’t Stop Sexy Boyz!(ドンセク)』をリリースしているユニットでもあります。一方のSexy Boysは、クリエセクボで登場した表記となります。このあたりはSexy Family(セクファミ)が規模を拡大していった時期でもありました。

クリエセクボの解体

クリエセクボは、「MAGIC」とも呼ばれていましたね。実は「MAGIC」は宮近くんが名付け親で、M:宮近、A:顕嵐、G:神宮寺、I:岩橋、C:岸という意味、「5人が集まれば魔法みたいな奇跡が起きる!」という意味が込められています。

Wゆうたは当て字なので、はじめはツッコミが入っていたリもしましたね。MAGIC括りでの活動は、Mr.King vs Mr.Princeが結成されるまで実質続いていくような形となります。

そういう意味では、クリエセクボの解体によって宮近くんの出張が終わったとも言えるかもしれません。セクバで過ごした時間を振り返ってみると、かなりの長期出張となったことが分かります。

トラジャとセクバ

クリエセクボが解体されたときに宮近くんが思ったこと。それは、自分が頑張る場所はトラジャしかないということでした。

「トラジャから出張」と本人が強調して語っていたこと、離れたところからトラジャを見つめて色んな思いが溢れ出してきたこと……そうした一つ一つの要素を拾い集めていくと、Travis Japanというグループに対する思い、自分はトラジャのメンバーなんだという思いを絶やさずに灯し続けてきたんだということが分かります。

ただ、目まぐるしく状況が変わっていくJr.の世界。当時のセクバを見ていても、「この先どうなるんだろう……」という思いを抱かずにいられない瞬間がたくさんありました。トラジャから出張してセクバで頑張っていた宮近くんも、環境や状況の変化、仲間との別れなど、色んなことを近くで感じてきたと言えるかもしれません。

「出張が、出張ではなくなるかもしれない」

当時の宮近くんの思いを推し量ることはできませんが、出張が長期化するなかで、そう思っているのかな……なんてふと感じたことがありました。そう思ってしまうくらいに、出張が長かったということかもしれません。どこにいても、いつもどんな時も一生懸命な宮近くんの姿があったからこそ、「出張」という言葉の意味を考えてしまう部分もあったような気がします。

何が起こるか分からないJr.の世界

思えば、岸優太くんがセクバから『Endless SHOCK』に抜擢されたとき、このまま舞台の人になるかもしれない……なんて声もありました。筆者だけかもしれませんが、当時はそれを真に受けてしまうくらいに、本当に何が起こるか分からない世界だと感じていた気がします。「あり得ないだろう」と考えることが、どこか現実になりそうな予感をまとっていたと言えばいいでしょうか。

当時の宮近くんを見ていると、出張であることを忘れるくらいに、セクバとしてもクリエセクボとしても本当に生き生きと楽しそうに活動する姿がありました。ただ、それは決して「どっちがいい」「どっちが楽しい」ということを言いたいわけではありません。

いつもどんな時も目の前のことに全力で取り組む宮近くんの姿があったからこそ、トラジャに対する思いを感じるなかでも、たくさんの「楽しい」を共有させてもらったなぁという思いからそう感じます。

Travis Japanとしての宮近くんもセクバとしての宮近くんも、当時から本当にキラキラと輝いていました。Travis Japanとして走り続ける今も、本当に生き生きと楽しそうな様子が伝わってきます。

Travis Japanのメンバーとして頑張ってきたなかでの出張。当時はファンの間でも色んな思いが渦巻いていたなぁという記憶があります。ただ、トラジャからの出張なんだと理解しつつも、セクバとしてたくさんの元気やパワーを届けてくれたこと、たくさんの笑いを届けてくれたこと、たくさんの思い出を共有できたこと……そんな宮近くんに対して、これまでもこれからも「ありがとう」の気持ちを忘れることはありません。

様々な場所で様々な経験を積んできた宮近くん。トラジャのメンバーはもちろん、これまでに出会ったたくさんの人から「慕われているんだ」「愛されているんだ」と感じるエピソードが数えきれないほどあります。そうしたものを拾い集めていくと、宮近くんには人を惹きつける魅力があるなぁということ、宮近くんの人望が厚いなぁということをひしひしと感じるんですよね。

Travis Japanのメンバーとなってからも、かつてクリエセクボとして頑張ってきたWゆうた(岸優太くん、神宮寺勇太くん)とのエピソードが聞こえてきたことがありました。久しぶりに出かけて3人でプリクラを撮った話、そのプリクラに神宮寺くんが手書きで「ズッ友」と書いた話などもありましたね。

色んな世界を見てきたなかで、人のつながりの大切さを実感してきたという宮近くん。これまでに出会った人や、その人と過ごした日々……状況が変わっていくなかでも、そうした一つ一つのつながりが薄くなることはないんだなぁと感じます。

面倒見の良さ、責任感の強さ、何でも受け止める懐の深さ。思いやりがあって、とても純粋で素直で、どこまでも謙虚な姿勢……挙げていけばキリがないんですが、宮近くんには親しみやすさがあって、自然と人が集まってくるような、そんな印象が強くあります。

次ページからの記事後半では、岩橋玄樹くんとの“いわちかコンビ”のエピソード、Travis Japan(トラジャ)のリーダーになった経緯やリーダー論、メンバーのお手紙から探る宮近くんのリーダー像、人々を魅了する言葉選びやダンスに対する考え方などを通じて、もう少し魅力を掘り下げてみたいと思います。

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