【7/11宮城オーラス】Sexy Zone Anniversary Tour 2021「SZ10TH」@セキスイハイムスーパーアリーナ ステージ構成・座席・セトリ・MC・レポ
- 2021.07.11
「名曲」や「良曲」と呼ばれる楽曲がたくさんあるSexy Zone(セクゾ)。シングル曲やカップリング曲はもちろんですが、セクゾの楽曲を語る上では、アルバム曲も欠かすわけにはいきません。今回は、Sexy Zone(セクゾ)楽曲シリーズの最終回。発売日、価格、収録曲、特典、売上などのアルバム情報を整理しながら、おすすめの楽曲を厳選してご紹介していきます。
Sexy Zone(セクゾ)の楽曲には「名曲」や「良曲」と呼ばれるもの、あるいは「その表現だけでは物足りない!」と思ってしまうくらい素敵なものがたくさんありますよね。
YOUジャニでは、「これだけは知っておいてほしい曲5選」「隠れた名曲ぞろいのカップリング特集」のなかで、シングル曲やカップリング曲をご紹介してきました。ただ、セクゾの楽曲を語る上では、アルバム曲も欠かすわけにはいきません。
シングルやカップリングはもちろんですが、アルバムにも名曲や良曲と呼ばずにはいられない楽曲がたくさんあるんです。筆者はセクゾと出会い、「アルバム」というもののイメージがガラッと変わりました。
かつては、シングル曲が主役というイメージを持っていたかもしれません。ただ、カップリング曲でもアルバム曲でも主役になれてしまう…見方を変えれば、「これがカップリング曲なの!?」「これがアルバム曲なの!?」と思ってしまう瞬間があまりにも多すぎるんですよね。
これはセクゾに限らず、どのグループにも言えることなのかもしれません。ただ、セクゾもまた、自信を持って誰かに教えたくなる素敵な曲がた~くさんあります。
今回は、Sexy Zone(セクゾ)楽曲シリーズの最終回。これまでにリリースされたアルバムを整理しながら、魅力的な楽曲を厳選してご紹介していきます。セクラバさんはもちろん、セクゾのことが気になっている方もぜひチェックしてみてください!
(画像:フリー素材「写真AC」)
デビュー1周年の節目にリリースされた1stアルバム『one Sexy Zone』(ワンセク)。5人にとって初めて(=1作目、1歩目)という意味を持つ「one」と、グループ名の一部である「one」に挟まれたアルバム名になっています。
両者はそれぞれ違った意味を持っているのかもしれません。ただ、単に1作目を表している「one」+グループ名を組み合わせた単純なアルバム名ではなく、もっともっと奥深いメッセージが隠されているような気もするんですよね。
アルバムのジャケットを見てみると、初回限定盤は金色、それ以外は赤色で2つの「one」に色が付けられています。
思えば、Sexy Zoneの「xy」は、デビュー当初から赤色で表記されていましたよね。この理由については、結成当時から様々な憶測が飛び交っていた印象でもありました。ただ、テレビや雑誌などで語られる機会もなかったため、ファンの間ではそこまで深い意味はないのでは…と結論付けられていたようにも思います。
ただ、デビューからかなり時間が経って、中島健人くんが赤色の理由について言及したんですよね。数学で使われるx・yのように「何にでも変化ができる『xy』」をより際立たせるためなのだと語っていました。
また、「Sexy Zone」というグループ名には、アルファベットの「xyz」の並びが含まれています。ジャニーさんによると、その後ろに続く「one」には「一から始まる」という意味が込められているのだそう。メンバーもかなり時間が経ってから聞かされた意味なのだそうで、菊池風磨くんは「後付け説」について話していたこともありました。
ただ、この後ご紹介する5thアルバム『XYZ=repainting』のタイトルや、そこに収録されている5人の作詞曲に込められた想いを探ってみても、グループ名はもちろん、ファーストアルバムに深い意味を見出せるような気がするんですよね。単なる1作目ではなく、常に初心を忘れないという5人の想い、終わりではなくはじまりなんだという想いなど…今になると色んな捉え方ができるのかなと思っています。
1.『完全マイウェイ』 |
2.『Silver Moon』 |
3.『Lady ダイヤモンド』 |
4.『IF YOU WANNA DANCE』 |
5.『rouge』(菊池風磨ソロ) |
6.『GAME』 |
7.『君と…Milky way』 |
8.『Sexy Zone』 |
9.『Don’t Stop Sexy Boyz』(Sexy Boyz) ※Sexy Boyz:松島聡・マリウス葉、岸優太・岩橋玄樹・神宮寺勇太(現King & Prince)、中村嶺亜(現7 MEN 侍)ほか |
10.『きみを離さない きみを離れない』 |
11.『We can be one』 |
12.『Teleportation』(中島健人ソロ) |
13.『Sexy Summerに雪が降る』 |
14.『スキすぎて』 |
15.『今日はありがとう』 |
16.『勇気100%』Bonus Track |
16.『名前のない想い』(中島健人・菊池風磨)Bonus Track |
『one Sexy Zone』のアルバムリード曲は、疾走感あふれる爽快なサウンドがクセになる『完全マイウェイ』。彼らの輝きや勢い、フレッシュさを「これでもか!」と凝縮させた、初アルバムの1曲目にふさわしい楽曲です。
メドレー形式ではありますが、ミュージックステーションでも披露されたことがあります。『完全マイウェイ』は、同アルバムの2曲目以降、これからリリースされる未知の楽曲、彼らの目の前に広がっていく未来…あらゆるモノ・コト対する期待感、無限大の可能性を感じずにはいられないんですよね。
春高バレーの大会イメージソングということもあり、元気やパワーをもらいたい時、気合を入れたい時、何かを乗り越えなければいけない時など…この曲に助けてもらったファンの方も多いはず。
ここから2曲目の『Silver Moon』(シルムン)につながっていく流れもまた贅沢なんですよね。シルムンはワンセクの核となる楽曲とも言えるかもしれません。シルムンは初心者おすすめの記事でご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
ワンセクで個人的に心をグッと掴まれたのが『君と…Milky way』。数あるバラードのなかでも、この曲が好きという方は多いのではないでしょうか。当時は、「セクゾってこんな美しい曲も歌えてしまうんだ」と驚いた記憶があります。
この曲は、美しいピアノの旋律と5人の歌声、5人が醸し出す世界観が絶妙なんですよね。それぞれが持つ歌声の個性が、存分に引き出されている楽曲とも言えるかもしれません。特に勝利くんの儚げな歌声との相性が抜群だなぁと当時思った記憶があります。
ザ少年俱楽部(少クラ)では、2016年の七夕前日にも披露されています。年月を経て、大人の魅力をまとった『君と…Milky way』。歴代最年少となる14.4歳でデビューした5人だからこそ、初期の楽曲を披露した時に、また違った感じ方や味わい方ができるのも大きな魅力だと思います。
こうした初期の楽曲を大切に歌ってくれるのも、ファンとしては嬉しいんですよね。健人くんのピアノ、勝利くんのギター、パート割のアレンジなどなど…3年半以上の月日が流れてから見るパフォーマンスは、より洗練された輝きを放っています。
風磨くんの初ソロ曲となった『rouge』は、「えっ、17歳でこれを歌っているの?」と驚いたファンの方も多いはず。
風磨くんらしい魅力に溢れたソロ曲はアルバムのなかにもたくさんありますが、やはり彼の原点とも言える『rouge』を欠かすことはできません。年齢を重ねるごとに洗練されていくパフォーマンスもまた、胸を打つものがあります。
『We can be one』は、デビューシングルと同じくSatomiさんが作詞を担当されている楽曲。「キラキラだけではないんだ」と感じる、ワンセクではスパイス的な役割を果たしている楽曲とも言えるかもしれません。心に響く歌詞、世界が開けていくようなメロディーなどがとても印象的です。
『Don’t Stop Sexy Boyz』(ドンセク)は、「何代目まであるのぉぉぉ」でおなじみのSexy Boyzが歌っている楽曲。『スキすぎて』は風磨くんの反抗期~反省の成仏パフォーマンスまでの流れを感じていただきたいです。詳しくは風磨くんのプロフィール記事をご覧ください。『今日はありがとう』は、後ほど「三浦徳子さん特集」のなかでご紹介します。
発売日 | 2012/11/14 | 価格(税抜) | ★初回限定盤:3,048円 ★通常盤:2667円 ★ローソン・HMV限定盤:2857円 ★Sexy Zone SHOP限定盤:3333円 |
DVD収録内容 | 【初回限定盤】 スペシャル映像 in ラスベガス(デビュー1周年インタビュー含む)[69分] 【ローソン・HMV限定盤】 |
アルバム特典・グッズ・仕様 | 【初回限定盤】 ★シリアルナンバー入り握手会エントリー券 ★豪華24P写真集 ★1stアニバーサリーBOX仕様 ★Sexy Zone X’masカード6枚セット (集合1枚+ソロ5枚)※予約購入先着特典 【通常盤(初回プレス仕様)】 【ローソン・HMV限定盤】 【Sexy Zone SHOP限定盤】 |
売上枚数(枚) | 118,205 |
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(画像:フリー素材「写真AC」)
※Loppi・HMV限定盤は5種(佐藤勝利ver.・中島健人ver.・菊池風磨ver.・松島聡ver.・マリウス葉ver.)を展開
2014年2月にリリースされた2ndアルバム『Sexy Second』(セクセカ)。この1か月後には、ケンティーが20歳のお誕生日を迎えました。そう考えると、10代の5人が魅せる最後のアルバムでもあるんですよね。
フレッシュな煌めきが凝縮されていたファーストアルバムに対し、セクセカは完成度の高さが光っているような印象です。初期のアルバムの中で「どれを聴けばいいかな…?」と迷っている方がいれば、(本当は「全部!」と言ってしまいそうですが)やはりセクセカをおすすめするかもしれません。
どれも素晴らしい楽曲であることはもちろんですが、とにかくアルバム全体のバランスが良くて、色んなセクゾの表情を楽しむことができると思います。
『Sexy Summerに雪が降る』(2012年10月リリース)のあたりから、衣装をはじめ、ジャケ写や曲割り、番組出演などで聡マリの扱いがクローズアップされていったような印象もあり、当時はモヤモヤした思いを抱えていたファンの方も多かったかもしれません。2014年は、特に大きな動きがあった1年でもありました。
ただ、セクセカはSexy BoyzやSexy 松(Show)の結成前、3人体制の発表前にリリースされたこともあり、3人の歌唱楽曲はあまり多くなかったんですよね。リリースの1週間後に5人の冠番組「Sexy Zone CHANNEL」がスタートしたことなどもあって、当時は前向きな気持ちでアルバムの楽曲に触れた記憶があります。
とにかく「これがアルバム曲なの?」という楽曲が目白押しですので、布教アルバムとしても抜群の存在感を放っているんですよね。「鍵のやつ!」と言うだけで、どのアルバムを指しているか分かると思います。
1.『Sexy Second(Introduction)』 |
2.『We Gotta Go』 |
3.『ぶつかっちゃうよ』 |
4.『4 Seasons』 |
5.『BAD BOYS』(中島健人・菊池風磨・佐藤勝利) |
6.『Ghost ~君は幻~』 |
7.『Congratulations』(中島健人・菊池風磨・佐藤勝利) |
8.『バィバィDuバィ ~See you again~』 |
9.『Shout!!』 |
10.『そばにいるよ』 |
11.『Be Free』 |
12.『Real Sexy!』 |
13.『ドキドキBreak Out!!』 |
14.『A MY GIRL FRIEND』(中島健人・菊池風磨・佐藤勝利) |
『私のオキテ』(チキンバスケッツ)Bonus Track ※チキンバスケッツ:佐藤勝利、七五三掛龍也(Travis Japan)ほか |
『Sexy Second』のリード曲は『We Gotta Go』。当時、アルバム曲単独としては珍しく地上波の音楽番組でもパフォーマンスが披露された楽曲です。
ワンセクのリード曲『完全マイウェイ』とは少し異なりますが、『We Gotta Go』もとにかくエネルギッシュで希望に満ち溢れた楽曲。曲から感じられる「前へ!前へ!」「進まなくちゃ!」という意志・決意は、当時のセクゾを取り巻く状況も相まって、より強いメッセージとして響き渡ってきたような感覚でもありました。
WGGを通じて、「5人ならSexy時代を創れる!」と再認識したファンの方も多かったはずです。アルバムリリースから3年後に少クラでも披露されていますが、色んなものを乗り越えて、大人の魅力を纏った5人が魅せるパフォーマンスは、感慨深いものがあります。
バックに美 少年と少年忍者のメンバーがついているのも、時代の流れを感じるとともに、すごく贅沢だなぁと感じてしまうんですよね。
セクセカもご紹介したい楽曲ばかりなんですが、個人的にイチオシなのが『4 Seasons』。ケンティーが「本当にいい!」「清涼飲料水のCMにピッタリ!」と言ってしまうほどの、お気に入りソングとしても知られています。
『4 Seasons』は、四季折々の美しさや煌めき、儚さ、そこにある恋模様が一つのストーリーになっているような感覚と言えばいいでしょうか。
キラキラと爽やかで、甘酸っぱくてどこか儚げで切なくて、可愛らしさもフレッシュさもあり、それでいて大人っぽくもあり…1曲だけで色んな表情を楽しめる気がします。ポップにはじけるように歌ったという風磨くんの歌声にも注目です。
このほかにも素敵な楽曲がたくさんありますので、いくつか簡単にご紹介したいと思います。
『ぶつかっちゃうよ』は、トンチキソングの本格的なアルバム進出、その始まりを告げるような楽曲です。ケンティーが冒頭のセリフを「あぶないぜ」→「好きだ、バカ」に変えてしまったことで、トンチキがさらに加速。こちらは、後ほど「セクゾ×三浦徳子さん特集」のなかでご紹介したいと思います。
『Congratulations』はセクセカのみにとどまらず、セクゾを代表する名曲の一つ。この曲が大好きなセクラバさんも多いはずです。こちらは、2016ver.をベストアルバムの見出しでご紹介したいと思います。
『Ghost ~君は幻~』は、当時のセクゾ楽曲では見られないダークファンタジーな雰囲気に溢れた楽曲。セクゾはキラキラソングだけじゃない…その対極にあるような楽曲との相性がピッタリなことをこの曲で知ってしまった方も多いかもしれません。
『Shout!!』は春高バレー2014の大会イメージソング。ただ、当時のセクゾを取り巻く状況を考えた時に、5人やファンの想い、彼らの未来への決意など…色んな捉え方ができる楽曲だなぁと感じます。バレーボール関連の曲はたくさんありますが、そのなかでも『Shout!!』は個人的には強くおすすめしたい楽曲の一つ。少クラでのパフォーマンス(2014年3月6日放送)もいいんですよね。衣装がチコリータな聡ちゃんも懐かしいです。
『そばにいるよ』はファンにとっては隠れていないけれど、世間的には隠れてるっぽいので、もっとたくさんの方に知ってほしい名曲。ある日突然、地上波のイントロクイズで『そばにいるよ』が出題されたことがあったんですよね。スタジオでは誰も答えられませんでしたが、セクラバさんのなかには即答できた方も多いのではないでしょうか。
また、勝利くんがツボってしまったという“携帯依存症”がテーマの『Be Free』も必聴です。初回限定盤A・Bには、音源化を熱望していたファンの方も多いチキンバスケッツの『私のオキテ』も収録されています。ドラマ「49」と一緒に楽しむと、より満足度がアップすること間違いなしです!
発売日 | 2014/2/19 | 価格(税抜) | ★初回限定盤A:3,333円 ★初回限定盤B:3,333円 ★通常盤:2,476円 ★Loppi・HMV限定盤5種:3,048円 |
DVD収録内容 | 【初回限定盤A】 1.『バィバィDuバィ ~See you again~』Music Clip(in Dubai ver.) 2. Special Movie & Interview in Dubai 【初回限定盤B】 |
アルバム特典・グッズ・仕様 | 【初回限定盤A】 ★オリジナルトレーディングカード(Dubai ver.)2枚セット(集合1種+ソロ5種のうち1種) ★ドバイスペシャルフォトブック(24P) ★3面デジパック仕様 【初回限定盤B】 【通常盤】※初回プレス仕様のみ 【Loppi・HMV限定盤】 |
売上枚数(枚) | 161,911 |
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(画像:フリー素材「写真AC」)
※3rd Year Anniversary盤は5種(佐藤勝利ver.・中島健人ver.・菊池風磨ver.・松島聡ver.・マリウス葉ver.)を展開
2015年3月にリリースされた3rdアルバム『Sexy Power3』(セクパワ3)。3人体制真っただ中にリリースされたアルバムということもあり、3人の楽曲やソロ曲、セクボやセク松、Sexy Family(セクファミ)の楽曲など、5人ではない楽曲が中心の構成となりました。
『Let’s Go To Earth』がこのアルバムで音源化されたことも当時は大きな話題になった記憶があります。「こんな時もあったなぁ~」と思える日が来るなんて、当時はそんなことを考える余裕はなかったかもしれません。
ただ、今となっては、セクゾの歴史に刻まれる貴重なアルバムなのかなという気がします。楽曲を通じて、この時期ならではの色んな思い出が蘇ってくる…そんなアルバムと言えるかもしれません。
1.『Sexy Power3(Introduction)』 |
2.『マワレ ミラクル』(中島健人・菊池風磨・佐藤勝利) |
3.『Hey you !』(Sexy Zone) |
4.『君にHITOMEBORE』 (中島健人・菊池風磨・佐藤勝利) |
5.『Black Cinderella』 (中島健人ソロ) |
6.『好きだよ』(佐藤勝利ソロ) |
7.『20 -Tw/Nty-』(菊池風磨ソロ) |
8.『トラフィックジャム』(Sexy Boyz・Sexy 松) ※Sexy Boyz:マリウス葉、岩橋玄樹・神宮寺勇太(現King & Prince) ※Sexy 松(Show):松島聡、松倉海斗・松田元太(現Travis Japan) |
9.『桜咲くColor』(中島健人・佐藤勝利・マリウス葉) |
10.『男 never give up』(中島健人・菊池風磨・佐藤勝利) |
11.『ディア ハイヒール』(中島健人ソロ) |
12.『まだ見ぬ景色』(佐藤勝利ソロ) |
13.『Party up!』(菊池風磨ソロ) |
14.『一歩ずつ ~Walk On The Wild Side~』(中島健人・菊池風磨・佐藤勝利) |
15.『King & Queen & Joker』(Sexy Zone) |
16.『Single Medley ~3rd Year Anniversary~』
★メドレー収録曲と曲順 |
16.『この手をつなごう』(Sexy Boyz・Sexy 松) |
16.『Let’s Go To Earth』(Sexy Familly) ※Sexy Familly:中島健人・菊池風磨・佐藤勝利・松島聡・マリウス葉、平野紫耀・永瀬廉・髙橋海人・岩橋玄樹・神宮寺勇太(現King & Prince)、ジェシー(現SixTONES)、松倉海斗・松田元太(現Travis Japan) |
『Sexy Power3』のリード曲は『マワレ ミラクル』。3人曲ではありましたが、それをはねのけるくらい「大好き!」「名曲!」という声が聞こえてきた楽曲という印象もあります。
初回限定盤Aに収録されているMusic Clipの雰囲気もすご~くいいんですよね。本物の植物を持ち込んだという森のセット、そこで気持ちよさそうに歌う3人の姿が合わさって、マイナスイオンが大渋滞を起こしています。
この曲は「いつか5人で歌ってほしい!」と思っているファンの声も多かったような気がするんですよね。その願いが届く形となり、2016年の「Welcome to Sexy Zone Tour」では5人での『マワレ ミラクル』が披露されています。2017年1月11日に5人バージョンで披露された少クラも必見です。
セクパワ3では、唯一の5人によるアルバム曲『Hey you !』。5人だからという理由を差し置いても、おそらくセクゾには欠かすことのできないトンチキソングの代表とも言える楽曲です。
この時点で、前作の『ぶつかっちゃうよ』とはアルバムトンチキソングの2トップとして君臨していた印象でもあります。トンチキソングが増えた今でも、5人やJr.たちが踊り狂う姿、わちゃわちゃしている光景が印象に残っている方は多いかもしれません。
『Hey you !』の歌詞にあるように、楽しそうな5人の姿を見ただけで、「どうだっていいさ」「気にしてもしょうがない」という前向きな気持ちになれてしまうんですよね。特に、当時は救われた方も多かったのではないでしょうか。
曲の後半に出てくる「キミ=ハンバーガー」「ボク=スイーツ」という組み合わせですが、普通であれば逆のような気がしますよね。実は、もともと「キミ=スイーツ」「ボク=ハンバーガー」の予定だったそうですが、それでは面白みに欠ける、もっとクセのある楽曲にしたいという思いから、フレーズの入れ替えが行われたのだそう。トンチキソングならではのこだわりが凝縮されている楽曲とも言えるかもしれません。
セクゾを語る上では“トンチキソング”が欠かせませんし、セクゾのトンチキソングと語る上では、作詞家・三浦徳子さんの存在を欠かすことができません。
デビューシングル『Sexy Zone』→2ndシングル『Lady ダイヤモンド』と王道アイドル路線を進んできたなかで、突如として現れた3rdシングル『Sexy Summerに雪が降る』(セクサマ)。タイトルを見て、「夏なの?」「冬なの?」と思ってしまったのは筆者だけではないはず。
リリースが秋ということでさらに混乱してしまいましたが、この「?」が大渋滞を起こしている状態こそ、トンチキ沼にハマる第一歩なんですよね。3rdシングルが三浦徳子さんとの出会いとなり、そこからセクゾには欠かすことのできない大切な大切な作詞家さんとなりました。
トンチキの考え方や定義って様々だと思いますが、個人的にはたくさんの「?」を浮かべつつ、「なんだかよく分からないけれど、楽しいー!アハハー!」という感じなのかなと思っています。
「?」×「笑顔」のスルメ曲とでも言えばいいでしょうか…。いい表現が見つからず申し訳ない気持ちでいっぱいなのですが、とにかく“トンチキ”というのは最高の褒め言葉であり、辞書的な意味よりももっともっと広がりがあるような感じなんですよね。
セクゾ×トンチキソングは中毒性があって「また聴きたい!」という気持ちに襲われてしまうこと間違いなし。彼らになくてはならない大切な構成要素なんです。
ということで、三浦徳子さんの作詞曲(アルバム)をまとめてみました。
楽曲名 | 収録アルバム |
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『今日はありがとう』 | 1st「one Sexy Zone」 |
『ぶつかっちゃうよ』 | 2nd「Sexy Second」 |
『Hey you!』 | 3rd「Sexy Power3」 |
『Easy come! Easy go! Easy love!』 | 4th「Welcome to Sexy Zone」 |
『プンププンプン』 | 5th「XYZ=repainting」 |
『恋がはじまるよーー!!!』 | 6th「PAGES」 |
『Tokyo Hipster』 | 7th「POP × STEP!?」 |
こうして並べてみると、アルバムには必ず三浦徳子さんの作詞曲が収録されていることに気づきます。『ぶつかっちゃうよ』から本格的なアルバムトンチキ路線がスタートしたようにも思いますが、『今日はありがとう』も歌詞を味わうほどになかなかのトンチキなのでは…という結論に達してしまうんですよね。
『ぶつかっちゃうよ』はセクセカ魂での車の演出が印象的。ショッキングピンクの衣装も大好きです。『Hey you!』はSTAGE魂も最高ですし、2015年5月13日の少クラで『スキすぎて』『ぶつかっちゃうよ』とともに披露されたトンチキメドレーも印象的です。『Hey you!』の後半は5人もJr.もとにかくぶっ飛んでいます。
セクゾのオノマトペ祭り、チェリーパイもアップルパイもレモンパイも光ってしまう『Easy come! Easy go! Easy love!』は、セクゾのなかでもトップクラスのトンチキソング。5人がハットを被って披露する2016年7月6日の少クラもおすすめです。
リペ魂とペジ魂で披露された『プンププンプン』、小学生コスプレが話題となったペジ魂の『恋がはじまるよーー!!!』も彼らの魅力がギュギュっと詰まっているんですよね。『Tokyo Hipster』は、後ほど詳しくご紹介します。
冒頭で「なんだかよく分からない」なんて言ってしまいましたが、何度も聴いているうちにすごく深いなぁ~と感じることも多いんですよね。忘れかけていたもの、見えなかったものにハッと気づかされるような感覚と言えばいいでしょうか。トンチキに気を取られてしまいがちですが、大切なメッセージが込められていたり、背中を押してもらったり…歌詞の世界観を自分なりに解釈する楽しさもまたセクゾのトンチキソングの魅力だと思います。
ちなみに、三浦徳子さんの作詞曲に限らず、トンチキ曲として愛されている楽曲はたくさん存在しているんですよね。タイトルを見ただけで、トンチキセンサーが反応してしまう研ぎ澄まされたセクラバさんも多くいらっしゃるかもしれません。アルバムにも隠れたトンチキ名曲がたくさんありますので、ぜひぜひ探してみてください。
セクボ・セク松の『トラフィックジャム』『この手をつなごう』は、聡マリにとってもファンにとってもずっとずっと大切に胸に刻まれている楽曲。セクラバさん、特に聡マリ担としては、神宮寺勇太くん、岩橋玄樹くん、松倉海斗くん、松田元太くんの存在が本当に心強くて、救われることがたくさんありました。聴くたびに「ありがとう」の気持ちが溢れてきます。
『桜咲くColor』は、健人くん、勝利くん、マリウスくんによる楽曲で、春を代表するセクゾの名曲。ケンティーソロと言うと『CANDY〜Can U be my BABY〜』や『カレカノ!!』を思い浮かべてしまいますが、アルバム曲のなかでは『ディア ハイヒール』がおすすめ。歌詞を解釈する楽しさが凝縮された楽曲でもあります。
勝利くんの強い希望により急遽収録が決まった『一歩ずつ ~Walk On The Wild Side~』は、当時の状況と重ね合わせると色んなことを感じられると思います。
発売日 | 2015/3/11 | 価格(税抜) | ★初回限定盤A:3,400円 ★初回限定盤B:3,400円 ★通常盤:2,600円 ★3rd Year Anniversary盤:3,500円 |
DVD収録内容 | 【初回限定盤A】 1.『マワレ ミラクル』Music Clip 2. Making of『マワレ ミラクル』 【初回限定盤B】 |
アルバム特典・グッズ・仕様 | 【初回限定盤A】 ★Special Photo Book A(20P) プレゼント・エントリーカードA ★3方背BOX仕様 【初回限定盤B】 【通常盤】 【3rd Year Anniversary盤】 |
売上枚数(枚) | 116,325 |
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次ページでは、4thアルバム『Welcome to Sexy Zone』~6thアルバム『PAGES』までの情報、リード曲やおすすめ曲をご紹介していきます。ウェルセク以降も贅沢なくらい素敵な楽曲がたくさんありますので、ぜひぜひチェックしてみてください!
何気なく見ていたMステをきっかけに、Sexy Zoneという底なし沼を知ってしまった箱推しのセクラバ・セクメン。彼らのバックにつくJr.(=セクバ)も応援するようになり、King & Prince(キンプリ)を通じてJr.がデビューする感動を初めて味わう。好きなセクゾの曲は『青い恋人』。2024年3月31日にセクゾやセクベアと一緒に卒業し、宝箱に閉まった「5人のSexy Zone」は揺るぎない永遠となりました。セクラバとして過ごした日々を永遠の誇りに、みんな幸せをずっとずっと願っています。
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