Sexy Zone(セクゾ)松島聡くんのプロフィール&魅力! 全国民を深すぎる「聡ちゃん沼」にハマらせたい

Sexy Zone(セクゾ)のメンバーとして、いつも笑顔を輝かせている松島聡くん。天然な一面がクローズアップされがちですが、それだけでは語れない魅力をたくさん持っています。今回はSexy Zone(セクゾ)松島聡くんのプロフィールを総まとめ!一度ハマったら抜け出せない、ディープな「聡ちゃん」沼へようこそ!

Sexy Zone(セクゾ)松島聡くんのプロフィール&魅力! 全国民を深すぎる「聡ちゃん沼」にハマらせたい

Sexy Zone(セクゾ)松島聡くんのプロフィール・魅力が知りたい!

Sexy Zone(セクゾ)のムードメーカーとして、まぶしい笑顔を輝かせている松島聡くん。入所から1年に満たない状況でデビューを果たし、様々な思いを抱えながら駆け抜けてきました。

2018年11月28日、聡ちゃんが21歳のお誕生日を迎えた翌日にパニック障害による休養を発表。そこから1年9か月の療養期間経て、2020年8月に復帰を果たしました。「ありがとう」という言葉では足りないくらい「ありがとう」という気持ちが溢れ出し、幸せな気持ちに満たされたファンの方もきっと多いはず。療養期間が自己と向き合う貴重な時間となり、そこで得たものが今日の活動に生かされているんだということが本人の発言からも分かります。

復帰後の聡くんの姿を見て、ステージで魅せる大人っぽい雰囲気にドキッとさせられたり、以前と変わらない魅力にほっこりさせられたり……これまで以上に、聡くんの魅力が「これでもか!」というくらい溢れ出しているなぁと感じずにはいられません。

今回は、そんなSexy Zone(セクゾ)松島聡くんのプロフィールを徹底解剖! 聡くんの入所~デビュー~デビュー後の歩みを振り返りながら、一度ハマったらもう抜け出せない魅力がぎゅっとつまった、ディープな「聡ちゃん沼」へご案内いたします。

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Sexy Zone(セクゾ)松島聡くんのプロフィール


(画像:PhotoAC)

まずは、Sexy Zone(セクゾ)松島聡くんの基本プロフィールを見ていきましょう!

名前 松島 聡(まつしま そう)
誕生日 1997年11月27日
出身地 静岡県
血液型 A型
身長 167cm
あだな・ニックネーム 聡ちゃん
きょうだい 姉(8歳上)
入所日/入所時の年齢 2011年2月6日/13歳
同期 ※2011年2月or3月入所 矢花黎(7 MEN 侍)※2月6日入所、松田元太(Travis Japan)※2月10日入所、菅田琳寧(7 MEN 侍)※3月20日入所
メンバーカラー
座右の銘 流した汗は嘘をつかない

入所理由は?

聡くんがジャニーズという道を歩みだすことになったきっかけ、そこにはHey! Say! JUMP知念侑李くんの存在が大きく関わっています。当時ジャニーズJr.だった知念くんも出演していた『NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE』(2004年)を見たことが、ジャニーズに興味を持つ最初のきっかけとなった聡くん。この作品は、知念くんが受けたジャニーズのオーディションと並行してキャストの選考が行われていたことでも知られています。

知念くんは、嵐の大野智くんに憧れて「ダンスがやりたい!」という思いで入所を決意。そのため、ダンスとは異なる『NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE』のオーディションは「参加したくない」と抵抗したそう。ただ、周囲にうまく丸め込まれてしまい、最終的には主要キャストに抜擢されています。

もし知念くんがこのオーディションを辞退していれば、この作品のキャストに抜擢されていなければ、聡くんのジャニーズに対する興味の入り口がまた変わっていたのかもしれません。このあとSexy Zoneメンバーとの関わりについてもご紹介していきますが、聡くんの歩みや周りの人との出会いのなかには、運命的だなぁって感じる瞬間が多いんですよね。

24時間テレビに出演した際のエピソードとして、知念くん=自分の人生を変えてくれた人だと聡くんが話していたこともありました。それぐらい大きな出会いだったんですよね。

『NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE』を見た段階で「知念くんに憧れた」というよりは、この映画が「ジャニーズに興味を持つきっかけ」となって、後に知念くんに憧れを抱くようになっていったイメージと言えるかもしれません。

小学校中学年~高学年になる頃には、ジャニーズのメンバーに会えるコンサートにも興味を抱くようになり、コンビニや本屋さんへ足を運んでアイドル雑誌をチェックするようになっていきます。

そうしたなかで、小学4年生のときにコンビニで見た雑誌……そこに当時Hey! Say! 7だった知念くんが載っていたそうで、ここから知念くんに対する憧れや「こんな人になりたい!」「ジャニーズに入りたい!」という気持ちが加速していきます。

雑誌に載っていた知念くんは、とにかくキラキラしていたという聡くん。そこからお姉さんに色々と教えてもらうようになり、知念くんが同じ静岡県出身であることを知り、強火知念担になっていきます。

ちなみに、2人はともに11月生まれ(3日違い)でもあるんですよね。

【強火大野担】Hey!Say!JUMP知念侑李はこんな人!プロフィールから魅力までまとめてみた

ちなみに、聡くんのお姉ちゃんはHey! Say! JUMPのファンで山田涼介くん推し。ある日、Hey! Say! JUMPのコンサート映像をお姉ちゃんと見る機会があったそうで、そこでの歌やダンスなどのパフォーマンス、メンバーの笑顔が強く心に残ったとも振り返っています。

お姉ちゃんがHey! Say! JUMPのファンでなければ、Hey! Say! JUMPのコンサート映像を見る機会がなければ……挙げていけばキリがありませんが、そうしたものも含めて何かが欠けていたら、聡くんのジャニーズとしての歩みは違ったものになっていたのかもしれません。

このあとご紹介する履歴書のエピソードからも、きっとHey! Say! JUMPのコンサート映像が聡くんをジャニーズへ突き動かす大きな力になったんだと感じるんですよね。

履歴書を2度送っている……?

2011年2月、中学1年生の終わりにジャニーズ事務所へ入所している聡くんですが、実は小学5年生の時にも履歴書を送っています。一度目の応募では連絡がなかったため、中学へ入学してから再度履歴書を送っているんですよね。

小学校・中学校と、学校生活のなかで何となく居場所がないような感覚を持っていたと聡くんは話していたことがありました。そうしたなかで、お姉ちゃんと一緒に見たHey! Say! JUMPのコンサート映像……本人の発言を紐解くと、自分が知らない世界の扉を開ける大きなきっかけになったのかも知れません。

「どうしても入りたい!」という熱意を伝えるべく、二度目の応募では溢れんばかりの思いを手紙に書き連ね、履歴書に添付したという聡くん。先ほどご紹介したような「居場所」の話、ジャニーズと出会えたことへの感謝、ジャニーズに対する思い、ジャニーズとの出会いによって芽生えた自分を変えたいという思い……具体的にどのような言葉を紡いだのかまでは分かりませんが、溢れんばかりの熱い熱い思いのなかに、聡くんらしさが凝縮されていたんじゃないかと想像できる気がします。

本人はどちらの履歴書が入所の決め手になったか分からないとも話していますが、やはり「2度目の履歴書送付がなければ」「2度目の履歴書送付があったからこそ」と感じてしまうくらい、このエピソードには何かを手繰り寄せる強さを感じるんですよね。アイドルへの憧れ、その熱く強い思いが通じ、見事オーディションを勝ち取ることになります。

オーディションへ参加するために、静岡から東京へ新幹線で向かった聡くん。その車内では「はっきりと大きな声で!」といったメモをとりながら、気持ち作りをしていたというエピソードもあります。聡くんの性格を踏まえると、当時のそういった光景が何となく想像できちゃうなぁと感じてしまうんですよね。聡くんらしさを感じるエピソードの一つと言えるかもしれません。

ちなみに、かつては聡くんの入所日として「2011年2月6日」と「2011年3月20日」の2つの日付が挙がっていました。聡くん自身は、当初3月(初仕事に呼ばれた日?)を入所日と思っていたようですが、オーディションは2011年2月6日に受けているんですよね。2017年5月4日の「Sexy Zone presents Sexy Tour2017~STAGE」(STAGE魂)のMCでも聡くんの入所日について話題になっていたことがありました。

ジャニーズではオーディション=入所日とするケースが多いと思いますが、聡くんの場合は「3月20日」に入所のお祝いをされているファンの方が多い印象でもありました。一方でオーディションを受けた「2月6日」は、オーディション記念日としてお祝いされているようなイメージもあったでしょうか。

後に、オーディションを受けた「2月6日」が正式な入所日であることを聡くんとファンの方で共有する形となりました。

また、同期として名前が挙がるメンバーには、2月6日入所の矢花黎くん(7 MEN 侍)、2月10日入所の松田元太くん(Travis Japan)、3月20日入所の菅田琳寧(7 MEN 侍)などがいます。

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運命のオーディション曲

聡くんのオーディション曲は、後にSexy Zoneの楽曲となる『スキすぎて』の原曲だったことで知られています。当時は「風を集めて舞い上がろう~♪」という歌詞のダンスナンバーだったそう。

数か月前(2010年10月30日)に入所していた佐藤勝利くんが、聡くんを含めたオーディション組にダンスを教えていたそうで、これが「しょりそう(勝利・聡)」の初めての出会いの場でもあります。

当時、ドル誌を毎月のようにチェックしていた聡くんにとって、勝利くんは「雑誌で見たことがある人」。そんな勝利くんにオーディション曲を教わり、後にSexy Zoneとして一緒にデビューして、オーディション曲が巡り巡って自分たちの曲になる……すごく運命的なストーリーですよね。

実は、聡くんが入所するきっかけとなった知念くんと初めて会ったのも、(一方的にではありますが)このオーディションの時だったりします。

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ふまけんと同期だった可能性も……!

もし、聡くんが小学5年生の時にオーディションへ呼ばれていたら、ふまけんと同期(同時期の入所)だった可能性もあります。そうなっていたら、おそらく今のSexy Zoneというグループは生まれていなかったはず。

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健人くんがオーディションではなく陸上大会を選んでいたら
風磨くんの家のFAXが壊れたままだったら
勝利くんが親子丼につられていなかったら
マリウスくんが税関に無理やり止められていたら

メンバーの入所時のエピソードを知れば知るほど、Sexy Zoneは色んな運命が重なってできたグループとも言えるかもしれません。聡くんもまた、知念くんと出会っていなければ、履歴書を2度送って長文の手紙を添えていなければ、4人と出会うことはなかったはず。そして、入所から1年に満たない状況でデビューすることを考えると「このタイミングでなければ」と考えることもできるかもしれません。

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Sexy Zone(セクゾ)松島聡くんの歩み


(画像:フリー素材「写真AC」

オーディション~入所直後

オーディションでは『勇気100%』の歌唱を披露したという聡くん。それがオーディション合格をつかむ1つの決め手となったんだろうなぁ……ということは容易に想像できますよね。Sexy Zoneとしてデビューした後に『勇気100%』のソロパートを歌っていることを考えても、オーディション時のインパクトは相当だったんだろうなということが分かります。

そうしたこともあって、Jr.を含めた事務所内では「歌がめちゃめちゃうまいやつが入ってきた!」「ビブラートのすげーヤツが来た!」と話題になり、ザワザワしたというエピソードもあるんですよね。

オーディションから2か月後の2011年4月には、すでに「ザ少年俱楽部」のステージに立っていた聡くん。ジャニーズJr.として活動していた時の立ち位置を見ると、本当にいい位置で踊っているなぁという印象が強いかもしれません。

思い出の曲『マルイチカラ』

これまで、勝利くんをはじめとする2010年10月30日入所組のプロフィールで何度もご紹介してきたんですが、この時に入所したメンバーの多くは「ジャPAニーズHi!(ジャパハイ)」というユニットに所属していました。

ジャパハイは、岸優太くん(元King & Prince→現Number_i/TOBE所属)や中村嶺亜くん(7 MEN 侍)、橋本涼くん・井上瑞稀くん(HiHi Jets)といった2009年入所組も名を連ねていましたし、聡くんをはじめ、マリウスくんや元太くんなどの2011年入所組(マリウスくんは2010年入所という考え方もあります)も名を連ねていました。

ジャパハイの代表的なステージの一つとして、少クラの『マルイチカラ』(2011年2月4日放送)をご紹介してきたんですが、これは聡くんが入所する前に披露されたものなんですよね。

その3か月後の少クラ(2011年5月13日放送)でも、ジャパハイを中心とするメンバーは『マルイチカラ』を披露しています。このステージは聡くんが入所してから披露されているものですが、驚くべき点は、2月4日に披露された時の中心メンバー4人に、聡くんが新たに加わっていること。

新たに加わっているのが聡くん含め2人(もう1人は、現ホリプロの男性ボーカルグループ「WATWING」に所属している髙橋颯くん)ということを考えても、このステージに全体で40名ほどのJr.がいることを考えても、本当にエリート街道まっしぐらという感じだったことが分かると思います。

この『マルイチカラ』は、聡くんが思い出の曲として挙げていて、初めて勝利くんと一緒に歌った曲でもあると話していたことがありました。

この時の聡くんを見ると、入所間もないステージとは思えないくらい「すごくアイドルっぽいなぁ」と感じるんですよね。

入所前から雑誌をチェックしていたこともあって、聡くん自身が考える「アイドル像」が体現されていると言えばいいでしょうか。堂々としていて、こなれていて、笑顔を見せていて……彼はアイドルになるべくしてなったということが分かるような、そんなステージの一つとも言えるかもしれません。

ファン目線でジャニーズを追いかけていた時期があるからこそ、今も昔もファンに寄り添う姿勢だったり、ファンに対する思いやりがより強く描き出されている部分も大きいような気がしています。ファン用語を使ったり、コンサートや舞台のレポがジャニオタ顔負けの高品質だったり……そういった一面もまた、入所前からジャニーズが大好きでファンの視点をしっかり持っているからなのこそなのかもしれません。

デビューまでの動き

2011年6月には「MUSIC STATION」でHey! Say! JUMPの『OVER』のステージにバックJr.として出演。憧れの先輩である知念くんと同じステージに立ちました。バックと言いつつ、曲の後半はちびーず(勝利くん・聡くん・マリウスくん)の3人を含む数名のJr.が前に出て踊っていて、かなり推されているなぁという印象があったかもしれません。

7月にはSexy Zoneの原点とも言える『With you』が少クラでも披露されていて、“ふまけん”と“ちびーず”がすでにメインメンバーとしてステージに立っていました。この『With you』も聡くんの姿がすごく印象的なステージなんですよね。堂々とした立ち振る舞い、キラキラとしたまなざし……やはり「アイドル」ということを強く感じてしまう要素が至るところに散りばめられていました。思えば、勝利くんやマリウスくん、岸くんらと「微笑年」というユニットが結成されたのもこの時期でした。

後にセクゾデビューシングルのカップリングとなる『With you』では、ラストサビの前に聡マリパートがあります。セクゾデビュー前だったこの時は聡マリを含めた3人で歌唱していますが、センターの一番前で歌っているのが聡ちゃんなんですよね。笑顔のイメージが強いなかで、笑顔を消して強く優しく歌う姿が印象的なシーンでもあります。「こんな表情もできるんだ」ということを感じる瞬間でもありました。

ちなみに、『With you』はセクゾの楽曲のなかで聡ちゃんが一番好きな曲でもあります。

聡くんを見ていると、歌詞の言葉や世界を大切にしているなぁと感じることって多いですよね。歌詞をしっかりと読み取って、表情を含めた表現に反映させる……聡ちゃんに対して「表情管理」という言葉が用いられることって多いなぁと個人的には感じているんですが、本当に表情の管理が天才的だなぁと感じずにはいられません。

こうして過去のステージを振り返ってみると当時からすごいなぁと思ってしまうんですが、どんどん進化していく、磨きがかかっていく過程に目を向けていくと、本当に「努力の天才」だなぁということを強く感じます。

同年8月からスタートした「SUMMARY 2011 in DOME」でも、健人くん・勝利くん・聡くん・マリウスくんを含むメンバーで『With you』が披露されています。

Sexy Zoneのデビューにあたってはメンバーの選考が二転三転したというエピソードもあり、最終的に5人のメンバーが決定したのは結成発表の4日前でした。

本人たちにデビューの意識がなかったことはその通りだと思いますが、特に7月あたりからの動きを見ていると、デビューへ向けたメンバー選考、静かで激しい競争が繰り広げられていたんだなぁということが分かるような気がします。

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「Sexy Zone」の結成発表

そして、9月29日に帝国劇場で行われた記者会見で「Sexy Zone」の結成が発表されます。聡くんは入所からわずか8か月ほどで結成発表&デビューが決まり、1年満たない状況でのCDデビューとなりました。

聡くんはもともと「ジャニーズ事務所に入ること」を人生における大きな目標として掲げていたんですよね。その夢を叶えて間もないうちにCDデビューが決まってしまい、本人は「嬉しさ」や「不安」といった感情よりも、とにかく頭が真っ白だったと振り返っています。

Jr.歴が短いなかでデビューしたちびーずの3人、「B.I.Shadow」として活動してきたふまけん……それぞれが焦りや戸惑い、不安などを抱えていたことは、後の発言などからもうかがい知ることができます。

聡くんは、デビュー後もずっと「周りのJr.に対して申し訳ない」という気持ちでいっぱいだったと振り返っていたことがありました。自分よりも歴が長いJr.がたくさんいる状況のなかで、先にデビューしてしまうこと、先にデビューしてしまったことへのモヤモヤを抱えていたんですよね。

ただ、メンバーやセクバのメンバーなど、周りの仲間に支えられ、励まされながら、Sexy Zoneとして歩みを進めていきます。こうしたエピソードは、親友であり、2022年10月28日にデビューを果たしたTravis Japan(トラジャ)松倉海斗くんのプロフィール記事でもご紹介していますので、読んでいただけると嬉しいです!

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お父さんのサポート

デビュー後も、2013年の夏までは静岡から新幹線で通っていた聡くん。東京から静岡へ帰る際には、寝過ごして名古屋まで行ってしまったこともたくさんあったそう。新幹線から電車へ乗り継いだ後も、寝過ごしてしまうことがあったと言います。

とにかくお父さんに怒られまくったという聡くんですが、夜の11時を過ぎていても、お父さんは名古屋まで車で迎えに来てくれたんですよね。寝過ごすことが多かったことから、お父さんもいつしか車で待機するようになっていたというエピソードもあります。

そうした家族の支えがあったことも、今の聡くんの輝きにつながっていることを忘れてはいけないなと強く感じます。

格差と3人体制

2013年の夏に上京した聡くんですが、当時は衣装やジャケ写などをはじめとして、様々なシーンで聡マリの扱いがクローズアップされていた時期でもありました。

2014年には、現Travis Japanの松松(松倉海斗くん・松田元太くん)とともに「Sexy 松(Show)」の結成が発表されました。同年夏に行われた「Sexy Zone Summer Concert 2014」の神戸公演では、聡マリ出演の「ガムシャラSexy 夏祭り!!」と日程と重なっていたことでザワザワしたこともありましたね。

同年10月に発売された7thシングル『男 never give up』からは3人体制での活動がメインになることが発表され、2012年の夏~秋ごろから続いていたモヤモヤがはっきりとした「3人体制」という形で示されることとなります。

ファンの1人として筆者が感じていたこと。「Sexy 松(Show)」の結成というのは嬉しい気持ちがあった反面、やはり何とも言えない複雑な思いが渦巻いていた記憶があります。ただ、当時はプラスに捉える余裕がそこまでなかった気がするんですが、今振り返ってみると、本当に最高のタイミングで「Sexy 松(Show)」が結成されたのかなとも感じるんですよね。

同期でオーディションから一緒だった元太くん、聡くんが初めて心に閉ざしていた思いを打ち明けた親友である松倉くん……そんなかけがえのないメンバーと組めたことも、本当に最高の形だったのかなと感じます。

聡くんがセク松として活動した日々を「宝物」と表現していて、松松の2人を「恩師」と語っていることからも、本当になくてはならない時期だったんだと今は強く強く感じるんですよね。

この活動があったからこそ、聡くんにとってはSexy Zoneとしての「今」があって、松松の2人にとってはTravis Japanとしての「今」がある……そう言っても過言ではないくらい、たくさんのことを得たんだなということが、彼らの発言からも分かります。

3人体制の時の聡くんの思い

3人体制だった時の5人の思い……当時には分からなかったこと、伝わらなかったこともたくさんありました。ただ、後に振り返っている彼らの思いに触れると、辛かったのはファンもメンバーも同じなんですよね。

同じ思いだったことは、今考えると当たり前のことなのかもしれません。ただ、当時は行き場のない思いがマイナスの感情や言葉になって、メンバーに向けられていた部分もあったような気がしています。それは、勝利くんのソロ曲『Last winter’s night』だったり、5人が作詞を手がけた『STAGE』の歌詞に目を向けても強く感じられるかもしれません。

聡くんもまた「つらかった」「きつかった」という思いを抱えていたと振り返っていますが、それよりもとにかく3人が悪く言われたり、悪く思われたりしていないかということが心配だったと話しているんですよね。こうした発想になってしまうのは、聡くんならではと言えるのかもしれません。

どんなに悲しくても、どんなにつらくても、周りにそう思われたくないという一心で、人前では泣かないようにしていたという聡くん。ただ、STAGE魂のオーラスで泣き崩れる姿を見たときに、この長くつらい冬の時期に、どれだけの思いを抱えて、どれだけの涙を堪えていたのかが分かるような感覚でもありました。

マイナスの気持ちが渦巻く状況のなかでも、聡くんがくじけることなく歩みを進められた理由。聡くんの発言を紐解いていくと、ファンの方々の存在はもちろんですが、やはりセクゾのメンバーの存在が大きかったんだなぁということが分かります。

この期間、心細い気持ちになってしまうこともあったようですが、メンバーのみんなが自分のことをしっかり見て、しっかり考えてくれていたこと、常に気にかけてくれていたことで安心感につながったと振り返っているんですよね。

5人体制での再出発

2015年の12月に、10thシングル『カラフル Eyes』で5人体制へ戻ったSexy Zone。聡くんもまた、たくさんの経験を経たことで「仕事に対する姿勢が変わった」「顔つきが変わった」とメンバーに言われるようになっていきます。

『世にも奇妙な物語 ’17秋の特別編』で初演技・初主演を果たし、「10代のうちにドラマに出たい」という夢を20歳の誕生日直前に叶えた聡くん。「ドラマに出てほしい」という思いはファンの念願でもありましたね。

また、2018年には配信ドラマ「ゼロ 一獲千金ゲーム」のスピンオフ作品にも出演しています。21歳の誕生日前日には「スカッとジャパン」の「ショートショートスカッと」にカフェ店員役として初出演も話題となりましたね。

おもなドラマ(テレビ・配信)・舞台の出演経歴(※2022年11月現在)

テレビドラマ

世にも奇妙な物語 ’17秋の特別編 短篇作品「交換」(2017年10月14日放送)フジテレビ 主演・寛太 役
吾輩の部屋である 第8話(2017年11月7日)日本テレビ 運転教本 役(※声のみ出演)
ゼロ 一獲千金ゲーム『ゼロ エピソードZERO 城山小太郎編』(2018年8月12日配信開始)Hulu ケイスケ 役
コタローは1人暮らし 第8話 – 最終話(2021年6月12日~6月26日)テレビ朝日 岩永佑 役
記憶捜査スペシャル2~新宿東署事件ファイル~(2022年6月20日)テレビ東京 世条匠 役
記憶捜査3~新宿東署事件ファイル~(2022年11月4日~12月16日)テレビ東京 世条匠 役
紅さすライフ(2023年7月25日~9月26日)日本テレビ 北條一馬 役

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外部舞台

赤シャツ(東京建物 Brillia HALL:2021年9月5日~20日/森ノ宮ピロティホール:9月25日~28日) 赤シャツの弟・武右衛門 役
こどもの一生(東京芸術劇場 プレイハウス:2022年4月3日~22日/COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール:5月6日・7日)/静岡市清水文化会館マリナート:5月18日 主演・柿沼 役

セクゾファンはもちろん、ファンではない方にもその一生懸命な姿が届いているんだなと感じる瞬間、本当にたくさんの方から愛されているんだなと感じずにはいられない瞬間がたくさんあります。

パニック障害による活動休止

しかし、2017年にちょうど20歳の節目を迎えたあたりでしょうか。この頃から体調を崩し始めてしまったそうで、聡くん21歳のお誕生日翌日である2018年11月28日にパニック障害による活動の休止が発表されました。

5人で再出発を果たしてから、幸せな気持ちと連動するように、悩んでいくことも多くなっていったと話していた聡くん。20代がスタートした時にも、これから歩んでいく未来は楽しみよりも不安が大きいと話していたこともありました。

これまでにご紹介した歩みからも何となく分かるように、もともと気にしすぎる性格だと話していた聡くん。活動休止を受けて改めて当時の発言や思いに触れてみると、20歳という節目を迎えて、これまで以上に色んなことを考えすぎるようになってしまったのかな……と感じる部分もありました。

いつも何事にも一生懸命で、真面目で繊細で、優しさや思いやりに溢れている聡くんだからこそ、そうした思いが出てきてしまうのかもしれません。

もちろん、当時は笑顔を絶やさない聡くんの姿から想像のできない出来事ではありました。1年前から体調を崩していた状況でありながら、活動休止の直前まで、きっと長い冬の時期と同じように、つらさを少しも見せずに一生懸命頑張っていたんですよね。

活動休止という苦渋の選択へ至った「悔しさ」や「つらさ」をにじませつつも、ファンのみんなを「悲しい」「つらい」という気持ちにさせたくない……そう願う、聡くんならではの優しさがにじみ出ていると言えばいいでしょうか。発表のタイミングや、直筆のメッセージに込められた言葉などを見ても、本当にどこまでも彼の人柄が出ているような印象がありました。

Sexy Zoneの一員としてもっと自分を高めていきたい、もっと自分を磨いていきたい……そんな強い思いを抱き、デビュー当時からこれまで本当に無我夢中で駆け抜けてきた聡くん。

突然の出来事に、状況を受け入れるまでに時間のかかったファンの方も多いかもしれません。ただ、少しずつ「時には立ち止まって、ゆっくり休んでね」というメッセージを送ってあげたくなるような、そんな温かく優しい色に染まっていったような印象でもありました。

「ただいま」「おかえり」と言える日まで

聡くんが活動休止してからも、聡くんに対するファンの思い、メンバーの聡くん対する思いは絶えず灯し続けられていました。活動休止している状況のなかでも、聡くんを近くに感じられる瞬間って多かったような気がします。

Sexy Zone(セクゾ)松島聡くんに寄り添う感動エピソード集!「5」に込められたメンバー・セクラバの想い~松松との絆まで

メンバーもファンも、「ただいま」「おかえり」という何気ない会話が交わされる日を願って待ち続けていました。聡くんがセクゾのメンバーであることが当たり前だからこそ、そんな日が来ることもどこか当たり前なんだと信じていた感じかもしれません。

メンバーもファンも「戻ってきてほしい」という気持ちがある一方で、ファンの一人としては、それを言葉にすることにどこか難しさを感じていた部分もあったような気がします。どういうスタンスが一番いいのか考えていたような気がします。

戻ってきてほしいけれど、無理に戻ってきてほしいわけではない。

そんな相反する思いがせめぎあっていたと言えばいいでしょうか。戻ってきてほしいけれど、それが一方的な思いになってしまってはいけない、あまりマイナスのことは考えたくないけれど、とにかく聡くんが幸せでいてくれたらそれでいい……そんな複雑な思いを抱えていたような気がします。

1年9か月の月日を経て

メンバーの4人も聡くんの性格を知っているからこそ、適度な距離感を保ってプレッシャーにならないように配慮しつつ、ファンに安心感を与えることを両立させながら活動してきました。

この間、聡くんは一視聴者として、一ファンとして、メンバーとして4人のことを見つめていたそう。色んな視点でメンバーやグループに思いを馳せながら、ずっとずっと「Sexy Zoneとして再びお仕事をしたい!」という熱い思いを灯し続けていたんですよね。ファンの方々の存在を一番の治療薬と語り、療養に励んできました。

そして、2020年8月12日に1年9か月ぶりとなる活動再開を発表。約650日ぶりに5人で披露された『RUN』のステージは、本当に言葉にならないくらい、グワーッと込み上げてくるものがありました。

復帰後初となった“しょりそう”の「Qrzone」を聞いたときには、何かこう「久々の感覚」と言えばいいでしょうか……「この感じ、すっっっごく懐かしいな~」なんて感じたと同時に、活動休止前と変わらない日常や空気感に、嬉しさが込み上げてきたのはきっと筆者だけではないはず。感情を隠し切れない勝利くんが一緒だったからこそ、聡くんがそばにいることが「すごく嬉しいんだろうな」という思いが伝わってきて、こちらも幸せになるような感覚でした。

復帰してからは「勝利くんの土鍋で炊くご飯がおいしい」と聡くんが発信することも多かったですが、そうしたエピソードを拾い集めていくと、メンバーそれぞれが、それぞれの形で聡くんに寄り添っているんだなぁということが分かります。

次ページからの記事後半では、強火松島担として知られるLil かんさい當間琉巧くんとのエピソード、オールナイトニッポンで「よく天然を炸裂させている」なんて紹介された理由が分かる迷言・行動集、天然だけでは語れない聡くんの魅力などをたっぷりとご紹介していきます!

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