INI田島将吾くんのジャニーズ同期は? トラジャ松倉海斗くん・松田元太くんとの「たじ松松」などJr.時代の歩みやセクバとの関わりをご紹介!

グローバルボーイズグループ「INI」のメンバーとして活躍を見せる田島将吾くん。今回は、たじのジャニーズJr.時代をご紹介します。トラジャのメンバー、特に松松(松倉海斗くん・松田元太くん)や宮近海斗くんと「セクバ」として同じ時代を駆け抜けた田島将吾くん。ジャニーズ同期の情報や「たじ松松」をはじめとするメンバーとの関わりを独自の視点でまとめていきます。

INI田島将吾くんのジャニーズ同期は? トラジャ松倉海斗くん・松田元太くんとの「たじ松松」などJr.時代の歩みやセクバとの関わりをご紹介!
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INI・田島将吾くんのジャニーズJr.時代:セクバと認識されてからの歩み


(画像:フリー素材「写真AC」

左右対称の立ち位置にいるコンビのことを「シンメ」(シンメトリーの略)と言うジャニーズの世界。もちろん楽曲によって変わる場合もありますが、ある程度固定となるとコンビで親しまれるようになっていきます。

セクバにも、最もシンメ歴の長い「松松」(2012年夏~)や、神宮寺勇太くん&岩橋玄樹くんの「じぐいわ」(2013年3月~)をはじめ、シンメは多く存在していました。

セクバの初期メンバーである岸優太くんと高橋颯くんも「岸颯」として長くセクバを支えてきたシンメ。ただ、2013年に岸くんが「Endless SHOCK」のキャストへ抜擢されたことなどもあり、同じステージに立つことはあったものの、シンメとしてのパフォーマンスは少なくなっていきました。

田島将吾×髙橋颯の“たじふう”シンメ

セクバを取り巻く状況が変わっていくなかで、2014年に入ってから田島くんと颯くんがシンメとしてステージに立つことが多くなっていきます。2人は「たじふうシンメ」と呼ばれ、田島くんが退所する前(2014年~2015年)まで数多くのステージに立ってきた印象です。

筆者の記憶が正しければ、2人が初めてシンメとして踊った曲は2014年3月5日の少クラ、オープニングでセクゾが披露した『Shout!』のステージでしょうか。センターのいい位置で踊っていて、2人の息もぴったりだなぁと感じさせるステージです。

田島将吾くんと言えば、くまのぬいぐるみ「ジャスティス」のイメージが強い方も多いと思います。阿部顕嵐くんや岸優太くんが主要キャストを務めたドラマ「近キョリ恋愛〜Season Zero〜」でジャスティスと共演した田島くんですが、颯くんと長妻怜央くん(現7ORDERのメンバー)とバスケ部(青春ボーイズ)のメンバーとして共演も果たしているんですよね。

ちなみに、「ジャスティス」という名前は岸くんが命名したことで知られています。

ともに1998年生まれで同い年でもある“たじふう”(ちなみに長妻くんも1998年生まれで同い年です)。2人ともスタイルが良くて、手足の長さを生かしたダイナミックかつ繊細で安定感のあるダンスが魅力でもありました。先ほど、踊りが激しいあまりに衣装のシャツが出てしまった田島くんのエピソードをご紹介しましたが、「田島くんのシャツ、今日は大丈夫そうだな~」と思っていると、今度は颯くんのシャツがベロンと出ているなんてこともありました。

INIのなかで、田島将吾くん×許豊凡(フェンファン)くんのケミを「ファンタジー(ふぁんたじー)」と呼ぶと知って、ふと思い出したことがありました。そう言えば、「たじふう」の2人も「ふうandたじー」で「ふぁんたじー」と呼んでいた方がいらっしゃったなぁと。田島くんも颯くんもどこか不思議な雰囲気があって、ほんわかした世界観に「ふぁんたじー」という言葉がぴったりだなぁと思った記憶があるんです。

颯くんが「ヘッドスピンで空を飛びたい」「小さな雲と友だちになりたい!」なんて言えば、田島くんはマイブームについて「UFOを見つけること」と語り、しかも「よく見つける」と話していたこともありました。

ある日、電車の中で飲み終わったジュースの紙パックを畳もうとする→中身が少しだけ残っていて、プシューっと飛び出してしまったという田島くん。それを颯くんに話そうとしたものの、結論を言う前に一人で爆笑してしまったなんてエピソードもありました。

「畳もうとしたら、プシューッ……うひゃっひゃっ!!」

という感じだったらしく、颯くんはたじが何をしゃべっているのか全然分からなかった様子。ただ、それでも当時の2人を見ているとどんなことでも通じ合えてしまうような気がしたんですよね。挙げていけばキリがないんですが、2人にしかないファンタジーの雰囲気や不思議な世界は、どこか共鳴しそうな予感を帯びていました。

颯くんによる、言葉はないけれどたくさんの想いが詰まっているであろう祝福。当時の彼らを見ていると、きっとクラッカーだけで、たじと色んなことを共有できてしまうんだろうなぁと感じます。

「松松たじふう」や「松松たじふうれあむ」

2022→2023、2023→2024の「CDTVライブライブ年越しSP」では、INI・Travis Japan(トラジャ)・WATWINGの出演が発表されて、「松松たじふう(たじふう松松)」が話題になりました。松松たじふうのステージも印象的なものがたくさんあるんですが、個人的には2014年5月7日放送の少クラで、Mr.KINGの3人(平野紫耀くん・永瀬廉くん・髙橋海人くん)が『愛は味方さ』を披露したステージのバックでキラキラしていた姿が印象に残っています。

そして、「松松たじふう」と聞くと、「れあむ(中村嶺亜くん・羽生田挙武くん)」を加えた当時の括り「松松たじふうれあむ」という言葉を思い出す方も多いのではないでしょうか。「松松たじふうれあむ」の6人は、2015年のジャニーズ銀座でクリエJとして松島聡くんと一緒に出演するなど、この時代を象徴するライン。「松松たじふうれあむ」が大好きというファンの方も多い印象です。

「松松たじふうれあむ」は「MAGIC」と呼ばれていたクリエセクボの5人(M:宮近、A:顕嵐、G:神宮寺、I:岩橋、C:岸)+羽生田挙武くんがメインのステージに一緒に立っていた印象も強いんですよね。2015年1月7日放送の少クラで披露した『ノーマター・マター』(KAT-TUN)のステージなんかをふと思い出しました。

「MAGIC」や「クリエセクボ」の詳細については、宮近くんの記事で紹介しています。

Travis Japan宮近海斗くんのプロフィールまとめ!トラジャ・セクバの歩みからリーダー論まで一挙ご紹介♪

そして、「MAGIC」+挙武くんメインのステージと言えば、2014年12月3日の少クラで披露された『Another Future』(Kis-My-Ft2)のステージも個人的には忘れられません。この時は元太くんが不在ではありましたが、まちゅれあ(松倉くん・嶺亜くん)、たじふうがそれぞれシンメとしてバックについていました。

セクバを応援するなかでたくさんのステージを見てきましたが、そのなかでも『Another Future』のステージは筆者が本当に大好きなステージです。このステージで全身黒を身にまとった“まちゅれあ”&“たじふう”も好きなんですよね。

先ほどご紹介した「ジャスティス」のイメージ、可愛らしさが強く浸透していた時期でもあって、田島くんのダンスにそれが少し乗り移っているような印象もあるでしょうか。それでいて、黒い衣装や楽曲の雰囲気も相まって、可愛さだけではなく、どこか「妖艶」な雰囲気も漂っています。

当時から色んなことを考えさせられるステージだった『Another Future』。不在メンバーもいますし、セクバがどこまで続いたかは人によって見方・考え方が異なると思いますが、個人的には、このステージがセクバの集大成のような感じに映っています。

歌詞を味わいながら彼らを見つめるなかで、当時はどこか「セクバのテーマソング」みたいに捉えていました。あれから年月が過ぎて、このステージから受け取るメッセージも変化してきたような気がしています。

『Another Future』のステージから感じること

ジャニーズで頑張っている人、ジャニーズとは別の道へ進んで頑張っている人……この『Another Future』のステージに立っていたメンバーも、それぞれがそれぞれの道へ進んで、それぞれの環境で奮闘を見せています。

たくさんのJr.がいるなかで、同じ括りになって一緒に活躍すること。たくさんのメンバーがいて、目まぐるしいスピードで状況が変わっていくJr.の世界で、入所時期も出発点も異なるメンバーが「セクバ」として同じ時代を一緒に駆け抜けてきたことって本当にすごいなぁと思います。

松松それぞれのプロフィール記事でもご紹介しましたが、彼らが「松松」であり続けること、そして一緒にトラジャに加入してデビューを果たすことも、本当に奇跡のような出来事が折り重なっているんですよね。

それだけでも本当にすごいと思っていたからこそ、別々の道でそれぞれが夢をつかむこと、そんな彼らが再び交わることは本当に夢のようでした。

たじが「座右の銘」に掲げる徳川家康の遺訓も彼そのものだなぁ感じますが、たじがINIのメンバーとなった今、そして「音楽の日2023」を経てからは、何となく『Another Future』もまた、たじのテーマソングのように思えてきたんですよね。

INI田島将吾くん×松松(松倉海斗くん・松田元太くん)の関わり


(画像:フリー素材「写真AC」

2023年3月28日に行われた「F VILLAGE STARTING LIVE!」にTravis Japan(トラジャ)とINIが出演。全員でのショットのほか、「たじ松松」の3ショットがINIの公式Twitter(現X)にアップされ話題となりました。

「たじ松松」が一緒に写っているのを見た時に改めて思ったこと……それは、離れたらそこで終わりなわけないよなぁってことでした。彼らを応援してきた一ファンでしかありませんが、様々な思い出が刻まれた日々を思い返すと、一緒に頑張ってきた彼らの繋がりはそう簡単に途切れるものじゃない、途切れてほしくないと思っていました。

離れていても、きっと目に見えないところでは繋がっている。

セクバを応援してきて色んな出会いと別れを経験した筆者にとっては、何と言えばいいでしょう……視界が開けていくような感覚がありました。表に出せない=私たちに見えなかっただけかもしれませんが、「そうであってほしい」という願いが「そうなんだ」という確かなものに変わった気がします。

フロイニでの田島くん→松松語り

2023年12月15日(※深夜)には、INIの冠レギュラーラジオ「From INI(フロイニ)」に松松の2人がゲスト出演。そこでのトークに触れても、「F VILLAGE STARTING LIVE!」での関わりをきっかけに、何かを越えたんだなということ、何かが動き出したんだなということを改めて強く感じました。

フロイニのなかでは、たじと松松の関わりについての話題も出ていましたね。ここまでご紹介したように、「たじ松松」の出会いは10年以上前。セクバとして同じステージに立つことも多く、青春時代を一緒に駆け抜けてきました。田島くんからは「リュックサックを背負ってNHKに通った」なんてエピソードも出ていましたね。その光景が言葉を通じて見えた気がして、すごく懐かしい気持ちになりました。

フロイニでは、たじによる松松の人物紹介(性格分析)も話題となりましたね。

・まつく→真面目で考えすぎる
・元太→マジで突き進む

この分析に触れただけでも、田島くんは近くで松松を見ていたんだなぁということがひしひしと伝わってくるような感覚でもあります。「2人とも明るいけど、正反対な気がする」と話していましたね。

その「正反対」の話と連動するような形で、ラジオでは田島くんから「松松のケンカ」についての話題が出てきました。シンメとして長くやってきた松松だからこそぶつかることもあって、「マジでしゃべんない(時期)」「仲がいい時期」を繰り返してきた記憶があるなんて田島くんは話していたんですよね。

松松史上最大のケンカ

たじが話していた「マジでしゃべんない(時期)」というのは、元太くんが中2、松倉くんが高1の時に起こった「松松史上最大のケンカ」を指していると思われます。2か月にわたってほとんど口を聞かなかったというケンカエピソードは、松松を語る上で欠かせない要素の一つです。

田島くんの口から「松松のケンカ」について語られる日が来るなんて……それを知っているだけで「感慨深いなぁ」と思ってしまったんですが、個人的には「『ケンカ』『仲がいい』を繰り返していた」という話が飛び出したことに、ものすごく感動してしまいました。

というのも、当時は松松のケンカが絶えなかった時期があって、「軽いケンカ状態」→「仲直り」→「軽いケンカ状態」→「仲直り」みたいな流れが出来上がっていたんです。ケンカ中であることを雑誌で報告→次月号の雑誌で仲直りを報告……みたいな感じで、一ファンとして松松の状況を雑誌で確認していた記憶があります。

雑誌で間接的に得ていた情報が、たじの松松語りによって「本当にそうだったんだ」と分かった気がして、思わず感動してしまいました。それと同時に、田島くんは本当に周りをよく見ていたんだなぁと改めて感じることができた気がして、何だかすごく嬉しくなってしまったんですよね。

松松史上最大のケンカは、2人にとってもおそらく初めてであろう長期戦のケンカ。そうしたエピソードが周りのジュニアから発信されることは、そのインパクトの大きさからも何となく分かる気がします。ただ、「軽いケンカ」→「仲直り」を繰り返していたという認識に関しては、2人のことをしっかり見つめていなければ、なかなか気づけないと思うんです。

筆者の思い込みかもしれないですが、「繰り返す」行為って、だんだん慣れてくる側面があると思うんですよね。当事者ではなく周りのこととなると、なおさら何気ない日常として通り過ぎていくパターンが多いと思うんです。ただ、たじの性格を考えると、常にまっさらな気持ちで2人を見つめていたのかなぁなんて思ってしまいます。松松はもちろん、周りの仲間たちを常に優しく見守っているイメージが強かったからこそ、そんなことを考えたくなります。

思えば雑誌内のショットでも、メンバー同士の関わりを少し離れたところから優しく眺めていた光景があったなぁと。そうしたイメージの積み重ねが、色んなものを紐づけていく要素になっているような気がします。

先ほど、田島くんについて「すごく視野が広くて、常に色んなことにアンテナを張り巡らせているような気がする」とお話ししました。筆者の個人的な分析になってしまいますが、きっと松松のケンカについても心配そうに見つめたり、気にかけたりしていたんじゃないかって思うんですよね。先ほどご紹介した「ガムシャラ!」と同じようなイメージと言えばいいでしょうか。

本当に限られた情報のなかでしかないですが、筆者が見てきた田島くんなら「ケンカしてる……大丈夫かな」って考えてしまってもおかしくないのかなぁと。仲直りすれば、きっと自分のことのように「よかった~」って微笑んでいる光景が思い浮かんでしまうんですよね。

『スワンソング』のステージ

そして「松松史上最大のケンカ」とセットで話題になるステージパフォーマンスがあります。それが、2014年1月の「ザ少年俱楽部」(少クラ)で放送された『スワンソング』。少クラでは初めて「松松メイン」で披露された曲でもあります。実はこのステージが披露されたタイミング=松松史上最大のケンカ時期と重なっているんです。そして、このステージのバックには田島くんがついているんですよね。

絶賛ケンカ中に松松がステージへ立った時も、田島くんが後ろで2人を見ていたんだなぁ……そう考えると、グッと込み上げてくるものがあります。田島くんは上記の少クラだけでなく、別の日に放送された少クラや「ガムシャラ J’s Party!!」の『スワンソング』のパフォーマンスでも松松のバックで踊っているんですよね。

シンメがいる時は松倉くんの後方(ステージ向かって左)で踊ることが多かったですが、シンメがいない時は、ど真ん中(松松の間)に立つ形で、松松と同じ振り付けで踊っていた時もありました。「たじ松松」の印象的なステージってたくさんありますが、この『スワンソング』は、今回のラジオを通じて、より特別なものになった気がします。

ちなみに……せっかくなので、松松史上最大のケンカの原因についても簡単にご紹介させていただきます。本当に些細なことが原因だったようですが、ある日、元太くんの言葉にカチンときた松倉くんが、元太くんの行動などで気に入らない部分もあって、距離を置くようになったところから始まります。

もう少し詳しく話すと、コミュニケーションをとりたい元太くんがちょっかいを出す→ナメられていると思った松倉くんが「いつもふざけて何なの?」とイラっとするといった流れだったようです。

ずっと一緒にいるからこそ、相手のいいところだけでなく、悪いところも見えてしまうと話していた松倉くん。他の子であれば許せることも、シンメの元太くんに対しては許せないこともあったと話していたんですよね。

松倉くんが距離を置きはじめてからも、元太くんは普通に話しかけようと試みていたそう。一方の松倉くんは、シンメとして必要最低限のことを話すのみだったんですよね。楽屋に一番乗りすることも多かった松松は、この時期、楽屋に2人きりになっても「2時間沈黙という日もあった」と後に振り返っています。

そんな松倉くんの様子を見つつ、原因が自分にあることを分かっていた元太くん。「まつくとケンカしたことがショックで、ひとり泣いていた」と話していたことがありました。そんな元太くんはノートを購入し、自分のダメなところを30個ほど書き出します。まつくが何に対して怒っているのかを考えながら、一つ一つの項目を〇・△・×で採点したんですよね。

松松ケンカの時期は、ちょうど舞台「JOHNNYS’ 2020 World」期間中でもありました。口を聞かない状態が長く続き、舞台がちょうど折り返しに差しかかった頃、元太くんが「このままじゃ松松が良く見えない。こんな松松をファンの人に見せたくない」と松倉くんに言います。松倉くんも自身の大人げなさを反省し、そこから2人で話し合いをして、松松史上最大のケンカ期間は終わりを告げることとなりました。

先ほどの『スワンソング』もそうですが、この期間のステージや絡みを見れば見るほど「本当に口を聞かないほどのケンカをしていたの?」と思ってしまいます。絶賛ケンカ中でも、ステージ上の“松松”はやっぱり“松松”なんですよね。

今こうしていることが不思議

かつてはジャニーズJr.として一緒に切磋琢磨してきた3人。そんな在りし日に思いを馳せたときに、田島くんは「今こうしていることが不思議」と話していました。この「不思議」という気持ちは、本人だけでなくファンの方もきっと同じですよね。筆者もすごく夢のようで、ずっと不思議な感覚が渦巻いています。

あれから年月が経ちましたが、それぞれがそれぞれの道に進んだ今も「2人の顔を見ていると何も変わらない」と田島くんは話していました。今でも一緒にご飯を食べる機会があるそうで、そのたびに昔話に花が咲くようです。

田島くんについて「Jr.時代から変化を感じるなかでも、昔と変わらないなと思うことがある」と冒頭でお話ししました。ただ、今のたじに触れれば触れるほど「変わらないところがある」というより、彼もまた「何も変わっていない」という言葉のほうがしっくりくるなぁと思うようになっていったんですよね。

少し話が逸れてしまいますが、子どもの時にイメージした大人と、自分が実際になった大人のイメージってちょっと違うなぁと思うんです。大人の振る舞いをするようになっても、思ったより大人になれていない感覚があると言えばいいでしょうか。

だから、変わったように見えても、きっと変わっていないことって多いんだろうなぁって思うんです。普段気づいていなくても、ふとした瞬間に「変わっていないな」と気づく瞬間ってあると思うんです。昔の友達に会うと、当時のノリというか空気感が自然と出てきて……「昔と全然変わらないな」なんて思ったりするのも、当たり前と言えば当たり前なのかなと思うようになりました。

その時に同じ景色を見てきた人や、同じ時間を過ごしてきた人……そんな人たちと顔を合わせると、やっぱり自然とタイムスリップしてしまうのかなと思うんです。でも、実際にはタイムスリップしたわけではなくて、現実の時間や空間のなかに「変わらないもの」が存在していることへ気づかされる感覚と言えばいいでしょうか。出来事や人を大切に思う気持ちが強ければ強いほど、「変わらない」という意識が強くなるのかなと思っています。

色んなものが上書きされていくなかでも、過去が消えてなくなるわけではないですよね。同じ景色を見て、同じ時間を過ごしてきた「たじ松松」の3人も、過去に出会った人たちや過去の出来事を大切に携えているんだと思う瞬間があります。だからこそ、歩む道や活躍する場所は変わっても、あの日から何も変わらない意識が強いんだろうなぁと改めて感じました。

言葉に乗り移った熱さ

フロイニでは、田島くんのすごく嬉しそうな様子が伝わってきて、こちらもすごく嬉しくなりました。当時も今も田島くんの全てを知っているわけではありませんが、松松がゲスト出演したフロイニは、自分の知るたじとはちょっと違うなぁと感じたんですよね。

田島くん=あまり多くを語らずニコニコとしているイメージが強くて、そんな田島くんが熱く話している姿というのは、当時から何となく特別な感じがありました。松松に関する話題をはじめ、フロイニでたくさん話している田島くんの姿もまた、個人的にはすごく特別なものを見せてもらっているような感覚がありました。

もちろん、田島くん=話さない人というイメージを持っているわけではありません。ただ、何と言えばいいでしょう……松松について話している田島くんは、ほんわかしているだけではなく、いつも胸に秘めている熱さが言葉に乗り移っているような感覚がありました。言葉選びも語気も含めて、ギアが上がっているような印象があって、すごく特別な感じがしたんですよね。

あくまでセクバの田島くんを中心に描き出した筆者の印象なので、実際はいつもとそこまで変わらないのかもしれません。MINIの方々からご覧になった時に、今回の田島くんは普段と比べて何か印象が違うのか気になるところではあります。ただ、自分の知っているなかでは、ちょっとテンションが高い田島くんだったなぁという印象がありました。

同じような仕事をしているからこそ松松とは話も合うし、悩みも似たようなものだと言っていた田島くん。前とは違う関係性だけど、違うからいいと話していたことがすごく印象に残っています。

セクバを応援していた時には「ずっと一緒にいてほしい」「みんなでデビューしてほしい」という思いしかなくて、それ以外の選択肢なんて考えられない、考えたくないと思っていました。離れたら終わりだと思っていました。「違うからいい」という言葉が存在する世界なんて、とても想像できませんでした。

ただ、こうしてまた違う関係性になった3人を見ることができるようになるなんて、本当に夢のようだなぁって思っています。現在の歩む道や活躍する場所は異なっているかもしれないですが、彼らには歩んできた同じ道や活躍してきた同じ場所があって、そこから「今」が作り出されているんだなぁと感じました。別れたように見える道も、離れたように見える道も、もしかしたら一つの大きな道の上にあるのかもしれません。

時代が変わっていくなかで、こういう形や関わりが見られるようになったことが本当に嬉しいです。大げさかもしれないですが、生きてきてよかったって思っています。そのくらい彼らを一生懸命応援してきて、みんなが幸せになってほしいと思っていたので、本当に嬉しいです。

田島くんが、フロイニでの松松との共演について「ありがとうに尽きる」と話していました。一人のファンとしても本当にその言葉に尽きるなぁという思いしかなくて、本当に感謝してもしきれません。たじに、たくさんの「ありがとう」を伝えたいです。

INI田島将吾くんのジャニーズJr.(セクバ)時代をご紹介しました

今回はINI田島将吾くんのジャニーズJr.時代、特にセクバとしての歩みや、たじ松松をはじめとするセクバメンバーとの関わりをご紹介してきました。

これまで色んなことがあった田島くん。辛いことがあっても、辞めようかなと思ったことがあっても、やっぱり音楽が好きで「踊りたい!」という思いが消えることはありませんでした。夢を諦めずに強い気持ちで立ち向かってきたからこそ、私たちが想像しなかったような未来をたじに見せてもらっているような感覚があります。

たじの歩み、INIとしての今に目を向けると、事務所の垣根を越えていく“何か”を持っているような気がするんですよね。彼の歩みや存在が、歴史を変えていく原動力になっているような気がしています。

「突然ですが占ってもいいですか?」へ出演した際には、「自分に自信がなさそうな感じ」と言われていた田島くん。ただ、筆者はそれもまた“たじらしさ”で、彼の長所だと思っています。この記事でご紹介してきた謙虚さ、客観的に自己を見つめる視点なんかに言い換えられるものだと思うんですよね。

心配になるほどの優しさも、そうした性格から描き出されるものだと思っています。決して簡単なことではないと思いますが、筆者もたじのような謙虚で優しい人になりたいです。熱いハートをずっと持ち続けていたいです。

おじいちゃんが監督だったこと、お父さんが野球をやっていたことなどもあって、小学4年生から野球をやっていた田島くん。巨人・坂本勇人選手のファンで、小さい頃はプロ野球選手になりたかったと話していました。

そんな彼がINIのメンバーとしてデビュー果たし、東京ドームで始球式を行う……夢のような出来事を現実でどんどん巻き起こす田島くんには、ただただ「すごい」という言葉しか出てきません。

マウンドに立つだけでもすごいですが、プロのピッチャーがバッターを打ち取るようなアウトローの投球に、思わず「ナイスピッチング」と声を出してしまいました。

この先もきっと色んなことがあると思いますが、一つ一つ乗り越えて、夢を叶えていく予感しかありません。そして、色んな出会いを大切にしてくれているからこそ、事務所の垣根を越えた今後の関わりにも期待が高まります。

まだまだ勉強不足で知らないことや分からないことがたくさんありますが、今回の記事をきっかけに、ステージ上では見えてこないINIの魅力に触れる瞬間がたくさんありました。個性豊かなそれぞれのメンバーに惹かれることはもちろんですが、箱推しが多い理由も自分なりに分かった気がします。

時代が移り変わっていくなかで、どこにいても「みんなで頑張っていこう」みたいな空気って前よりも強くなっているような気がするんです。垣根を越えた共演が積み重なっていくなかで、そうした気持ちがどんどん強くなっています。

どこにいても何をしていても、みんなが幸せになってほしい……そんな思いを込めて、これからも頑張るみんなを応援していきたいです。最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!

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