【2/18少年忍者初日】東西ジャニーズJr. Spring Paradise(スプパラ2023)@大阪松竹座 グッズ・本人確認・本確・座席・構成・セトリ・MCレポ
- 2023.02.18
少年忍者の一員として、唯一無二の異彩を放っている織山尚大くん。彼の魅力はダンスだけではありません。表現者・織山尚大の神秘的な世界に足を踏み入れると「もっと知りたい」という気持ちに支配されていくはず。今回は、少年忍者・織山尚大くんのプロフィールについて、入所理由や経歴、魅力や性格が分かるエピソードを交えながら、たっぷりとご紹介していきます。
(画像:フリー素材「写真AC」)
少年忍者のメンバーとして、多くの人々を魅了してやまない織山尚大くん。
表現者・織山尚大の神秘的な世界に足を踏み入れると、彼の魅力は決してダンスだけではないことに気づかされます。ダンスをはじめとした表現、そこにある思いや姿勢に迫っていくだけでも、「もっと知りたい」という気持ちが込み上げてくるはずです。
今回は、そんな少年忍者・織山尚大くんのプロフィールを徹底解剖! 入所理由や経歴はもちろん、織山くんの性格や魅力について、様々なエピソードを交えながらたっぷりとご紹介していきます。神秘の織山ワールドへようこそ!
(画像:フリー素材「写真AC」)
まずは、少年忍者・織山尚大くんの基本プロフィール、入所理由、同期メンバー、ドラマ・舞台の出演経歴について見ていきましょう。
名前 | 織山 尚大(おりやま なお) |
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誕生日 | 2003年10月27日 |
出身地 | 東京都 |
血液型 | O型 |
身長 | 166cm |
メンバーカラー | 青 |
趣味 | ロッククライミング |
特技 | フリーダンス |
憧れ/尊敬する先輩 | 髙橋海人(King & Prince) |
きょうだい | 兄(6歳上)、弟(6歳下) |
入所日/入所時の年齢 | 2016年4月9日/12歳 | 同期 ※同日入所 | 浮所飛貴・那須雄登(美 少年)、青木滉平・北川拓実・瀧陽次朗(少年忍者)、佐藤新(現IMP./TOBE所属) |
2016年4月9日、中学1年生の時にジャニーズ事務所へ入所した織山尚大くん。家族そろってジャニーズが大好きだという織山家で、彼自身もまた幼少期から“ジャニーズ”を身近に感じられる環境で育ってきました。
本人は、子守唄=ジャニーズソングのような感じだったとも振り返っていて、ジャニーズの楽曲に囲まれながらすくすく成長してきたとも言えるかもしれません。
母親の知り合いにダンスの先生がいたこともあって、小学1年生からダンスを習い、人前で踊る機会も多かったという織山くん(幼稚園の年長くらいからダンスをやっていたという話もあります)。小さい頃からダンスに対する好奇心を強く持っていたことが分かります。
単に「ジャニーズが好き」ということだけでなく「踊ることが大好き」な彼にとって、ジャニーズという世界はより魅力的なものに映っていたのかもしれません。
ところが、家族からジャニーズへの入所を勧められても返事を渋ってしまった“ある出来事”がありました。それが、とある日に見たJr.のドキュメント番組なんですよね。
これは、2012年9月30日に放送された「ジャニーズJr.の真実」のことではないかと言われています。そこで苦悩を重ねるJr.たちの姿を見て、ステージに立つことの大変さやJr.を取り巻く世界の厳しさを感じ、ジャニーズへの入所をためらってしまったようです。
入所をためらっていた織山くんをジャニーズへ向かわせたきっかけ……それが、河合郁人くんの存在やA.B.C-Zの大ファンだというお母さんの存在と言えるかもしれません。
お母さんがA.B.C-Zの大ファンということもあり、織山くんもコンサート映像を目にすることがあったそう。そこで、河合くんのソロ曲『未来は明るいかい?』のステージをたまたま見たことがあったそうで、楽しそうに踊る姿やキラキラとアイドルをしている姿に感銘を受けたんですよね。
そして、ジャニーズが大好きなお母さんのことを思った時に「自分がジャニーズに入れば親孝行ができるのではないか」と考えたことも大きいのかもしれません。「親に何か買ってあげたい」と思っても、自分では稼げない……といった思いも抱えていたようで、「お母さんのために」という思いが入所へのためらいを超えていったようなイメージでもあります。
河合くんのようなダンスができる、お母さんに親孝行したい……そんな思いが重なったことが、彼を入所へ突き動かす決め手になったとも言えるかもしれません。
織山尚大くんの同期には、少年忍者として活動をともにする青木滉平くん・北川拓実くん・瀧陽次朗くんのほか、美 少年の”うきなす“(浮所飛貴くん・那須雄登くん)、現在はTOBEに移籍し、IMP.のメンバーとして活躍する佐藤新くんがいます。佐藤新くんとは、ドラマ『高良くんと天城くん』でのW主演も話題となりましたね。
ちなみに年単位で見ると、美 少年の”かなりゅ”(金指一世くん・佐藤龍我くん)が6月19日に入所。8月には関西ジュニアのメンバーも入所しています。
ということで、改めて2016年入所のメンバーをまとめてみます。
1月23日 | 藤井直樹(美 少年)、松尾龍(SpeciaL)
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1月24日 | 平塚翔馬(※2024年4月29日退所) |
4月9日 | 浮所飛貴・那須雄登(美 少年)、織山尚大・青木滉平・北川拓実・瀧陽次朗(少年忍者)、佐藤新(現IMP./TOBE所属)
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6月19日 | 佐藤龍我・金指一世(美 少年)
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8月2日〈関西ジュニア〉 | 嶋﨑斗亜・岡﨑彪太郎・當間琉巧(Lil かんさい)、佐野晶哉(Aぇ! group)、吉川太郎(AmBitious)
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北川拓実くんとは同期かつ同い年で、シンメとして切磋琢磨してきた関係性でもあります。この2人の歩みをたどっていくと、彼らにしか描き出せないもの、彼らにしかない信頼感や安心感があるなぁということに気づかされるんですよね。
そんな2人は「おりきた」や「おりたく」の愛称で親しまれていますが、織山くんと仲良しなことで知られるLil かんさい西村拓哉くんとのコンビもまた「おりたく」と呼ばれています。
オリ×ニシタクは、前述のドラマ「Jr.選抜!標への道」で共演。ニシタクに悩みを相談したなんてエピソードもあり、前世も友達だったのかもしれないなんて織山くんが話すほどの関係性でもあります。
そんな2人も同い年のコンビで、メンカラが互いに青という共通点もあります(入所日では2014年11月23日入所のニシタクが先輩)。2人での初投稿となったISLAND TVでも、「どっちが“おりたく”?」なんて話題が出ていましたね。
結論としては「どっちも“おりたく”」となっている感じでもありましたが、少年忍者メンバーやファンの間では、「織山×北川=おりきた」というイメージが根づいているのかなと思う部分もあります。少年忍者によるYouTubeの相撲対決でも、2人が登場すると周りのメンバーが「“おりきた”だ!」なんて話していましたね。
織山尚大くんは、『Jr.選抜!標への道』でドラマ初出演。怖い日曜日2018「友達のJくん」で、Lil かんさい嶋﨑斗亜くん・西村拓哉くんと共演しています。前述のとおり、2022年にはドラマ『高良くんと天城くん』で、同期でもあるIMPACTors(現IMP./TOBE所属)佐藤新くんとW主演を果たしたことも話題となりました。
また、美 少年・岩﨑大昇くんが主演を務め、2020年11月より上演された舞台「ELF The Musical」でミュージカル初出演。2021年6月には、空想科学劇『Kappa』〜芥川龍之介『河童』より〜に、少年忍者として活動をともにする同期・青木滉平くんと出演を果たしたほか、2022年には初主演ミュージカル「犬との約束」での演技も光りました。
織山くんは空想科学劇『Kappa』〜芥川龍之介『河童』より〜が舞台初主演となり、第二十三号 役を熱演。この舞台については、後ほどご紹介していきたいと思います。
作品名 | 放送年 |
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Jr.選抜!標への道「友達のJくん」 | 2018年 |
恋の病と野郎組/恋の病と野郎組 Season2 | 2019年/2022年 |
死役所(第1話) | 2019年 |
文豪少年!〜ジャニーズJr.で名作を読み解いた〜(第7話) | 2021年 |
高良くんと天城くん | 2022年 |
エンジェルフライト 国際霊柩送還士(※Amazon Prime Videoで配信) | 2023年 |
恋する警護24時 | 2024年 |
【映画】うちの弟どもがすみません | 2024年 |
作品名 | 上演日程 |
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ELF The Musical | 2020年11月12日~22日 |
空想科学劇『Kappa』〜芥川龍之介『河童』より〜 | 品川プリンスホテル ステラボール:2021年6月5日~13日 ロームシアター京都 サウスホール:2021年6月25日~27日 |
ミュージカル『犬との約束』 | よみうり大手町ホール:2022年4月15日~24日 松下IMPホール:4月29日~5月4日 |
黒田育世 再演譚 vol.2「波と暮らして」「ラストパイ」 ※織山くんは「ラストパイ」に出演 |
森ノ宮ピロティホール:2023年3月14日~17日 Bunkamura シアターコクーン:2023年3月22日~26日 |
【3/26大千穐楽】織山尚大(少年忍者)出演舞台「ラストパイ」@東京・Bunkamuraシアターコクーン 感想レポ&これまでのレポまとめ
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河合郁人くんがきっかけとなって、ジャニーズ事務所へ入所を果たした織山尚大くん。実は、河合くんのことを「クールな人」だと思っていたようで、事務所へ入所してから「めっちゃしゃべる人じゃん!」なんて思ったというエピソードがあります。
このエピソードに触れて、織山くんも似たような感じだったなぁと思ってしまったのはきっと筆者だけではないはず。織山くん自身も話していますが、第一印象=「クール」「おとなしい」というイメージが先行してしまうのが、“織山あるある”と言えるかもしれません。
思えば「VS嵐」で松本潤くんが、踊りがめっちゃうまいJr.として織山くんを紹介していたこともありました。その時に「すごく静かな子で、リーダー(大野智くん)みたい」だと話していたんですよね。
少年忍者のメンバーはもちろん、HiHi Jetsの井上瑞稀くんが「あまりしゃべるイメージがない」なんて話していたことがあったり、美 少年の佐藤龍我くんやTravis Japanの吉澤閑也くんが「クールそう」なんて話していたり……周りの発言などを見ていても、やはり織山くんに対しては「クール」「おとなしい」といった印象を抱くパターンが多いのかもしれません。
ただ、ISLAND TVや忍Tubeなどを通じて可愛さ爆発の一面に気づかされたり、「えっ、こんなにしゃべる子だったの?」「えっ、こんなにぶっ飛んでいるの?」なんて思ったり……織山くんを知っていくなかで、「クール」「おとなしい」といったイメージの対極にあるような一面に気づかされていった方も多いのではないでしょうか。
織山くんを知っていくと「動と静」「陰と陽」「ドライとウェット」「光と闇」「個と集」など……あらゆる物事の両側面を見ることができるような、そんな感覚にさせられます。また、そうしたものとは別に、本来の対義語とは違った言葉を当てはめたくなることもあります(筆者だけかもしれません)。
織山くんを知っていくなかでは簡単には見えないもの、確かではないものも多い印象ですが、そこに何かを見出したくなるような奥深さがあるなぁと感じるんですよね。
逆に織山くんの闇は心の深いところに中核があってずっとぐるぐるしてる感じ。深いところにあるからあんまり見えないけれど真っ黒。だけどやっぱりそこに虚しさとか息苦しさとか悲しいものを感じる。
— こなつ (@Dream_Overdrive) January 9, 2021
少年忍者のリーダー・川﨑皇輝くんは、織山くんについて『3秒笑って』のステージで笑わないJr.を初めて見たなんて話していたことがありました。これは、皇輝くんが「オリの伝説」と位置づけるエピソードの一つで、「3秒笑わない」なんて表現が使われていたこともありました。
当時は、振りのことや立ち位置のことで精一杯だったという織山くん。気持ちに余裕がなかったことで笑えなかったと話していたこともありました。
また、かつて「お前はクールめでいったほうがいい」と言われたことも関係しているのかもしれません。織山くんはそうした言葉を意識しすぎてしまい、笑えなくなってしまったと振り返っていたこともありました。
そうした色んな要素が折り重なって、パフォーマンス中のギラギラとした怖い印象をより加速させていた側面もあるのかもしれません。
「笑えなかった」理由=織山くんが素直であるがゆえというのはその通りだと思いますが、それだけではないのかなと思う部分もあります。
「この子、なんか違うな」という空気感を大切にしているという発言だったり、見ている人に「もっと知りたい」と思ってもらいたいという発言だったり、「群れちゃダメ」というジャニーさんの言葉だったり……ダンスに真摯に向き合う姿勢、織山くんの人間性や考え方を知っていくと、「笑えなかった」だけではなく「笑わなかった」という側面もあるのかなと思うんですよね。
Jr.としての自分に迷いを抱えていたなんて本人が語っていたりすることからも、織山くんのなかに渦巻く言葉にできない思いのようなものが、そこにあったのかもしれません。
ただ、「笑わない」「笑えない」といったことは決してネガティブなものではなく、そうした部分も含めて織山くんの「らしさ」や「持ち味」のように映っていました。
思えば、2018年のクリエでは「チャック全開事件」で笑いが止まらないなんてレポもありました。「笑わない」と言われるなかでも、少しずつ笑顔に触れる機会が多くなって、自然と笑顔が輝いているように見えて、アイドルスマイルをキラキラと輝かせて……そうした変化の過程を目のあたりにしていくなかで、アイドル・織山尚大の厚みや深さが増した印象でもあります。
「笑えない」「笑わない」時期を経たからこそ、織山くんにとって「笑顔」というものは特別なものになっていったのかもしれません。
織山くんの発言に目を向けていくと「笑顔」という言葉が多く登場していることに気づかされます。知れば知るほど「笑顔」に対する強くて熱い思いを感じられるような気がするんですよね。
河合くんの笑顔を見て、安心して事務所に入ったという発言もありました。ISLAND TVでAぇ! groupの正門良規くんから笑顔を分けてもらったという動画をアップしていたこともありました。timelesz菊池風磨くんの魅力について、自分で言って自分で笑うところが好きだと話していたこともありました。将来の夢として、色んな人を笑顔にしたいと話していたこともありました。
誰かを笑顔にさせてあげたいと思うこと、笑顔にさせてあげたいと誰かから思われること……そういう人は大切な存在なんだと話していたこともすごく印象に残っています。
織山くんにとって「笑顔」は誰かを愛すことや誰かから愛されること、それを知るため、確かめるために欠かせないものなのかもしれません。
笑顔で踊る河合郁人を見て、こんな風に楽しく踊れるならジャニーズ事務所入ってみてもいいかなって思ってくれた織山尚大おおお😭😭😭
— 🏺 (@S2t3____z) August 4, 2022
ステージ上では笑顔を見せないことが多かった織山くん。ただ、楽屋などでは率先してメンバーを笑わせたり、ボケまくったりといったエピソードが周りから発信されることもありました。
一方で、ステージ上では周りのメンバーから笑顔を引き出してもらっているような光景も多かった気がします。織山くんが「笑顔」を輝かせるようになる過程にも、単に余裕を持ってステージに立てることになったという要因だけではなく、大切な仲間の存在をはじめ、色んな要因が絡んでいるのかなと思うんですよね。
こういうの見てて思うけど本当の意味というか不思議と湧き上がってくるような笑いを織山くんにさせてあげられるのって湧ちゃんだと思うんだよね。湧ちゃんの笑顔は人の笑顔を引き出すことができる。
— こなつ (@Dream_Overdrive) August 11, 2021
かつて、少年忍者として活動をともにし、現在はSnow Manのメンバーとして活躍しているラウールくん。彼がSnow Manとしてデビューした後、織山くんがラウールくんに対して思いを届けていたことがありました。
織山くんは、ラウールくんがいつも笑顔を絶やさず、大きな声で笑っている姿が印象に残っていると話していたんですよね。
アイドル伝言板 9月号より 織山くんより
・一番よく話してた
・ふと思い出すのはいつも笑顔で大きな声で笑っている姿
・加入デビューは心配だったけどラウのキャラクターがでててうれしかった
・ラウールらしくいられればそれだけで十分だと思ってた
・100%出せる姿がかっこいい僕の目標おりラウ尊
— ぱっピ (@love4raulkun) July 20, 2020
思えば、ラウールくんから「笑わない」ことに対して疑問を投げかけられ、そのうえで「笑ったほうが楽しいよ!」と声をかけてもらったこともありました。織山くんの笑顔が輝く場には、ラウールくんがいることって多かったような気もしています。
織山がダンスしてる時クールに振る舞うのを意識しすぎた結果笑えなくなってたけど、なんで笑わないの?笑ったら楽しいよ!って声掛けたラウールのエピソードが1番好き
— あさと (@ka0029jd) April 22, 2020
ラウールくんの笑顔が強く印象に残っているように、彼の笑顔から感じ取るもの、彼の笑顔が織山くんにもたらした影響は大きかったのかもしれません。
かけがえのない仲間の存在が、それまでは知らなかった織山くんの一面に気づかせてくれることも多くありました。
少年忍者として活動をともにする北川拓実くんがソロで『虹』を歌った時のエピソードは、「クール」という織山くんの印象が変わる一つのきっかけになったような記憶があります。
2018年の7 MEN 侍クリエで『虹』を披露した拓実くん。ステージで歌唱を終え舞台袖に戻ると、そこには織山くんがいたんですよね。拓実くんのソロに心を動かされた彼は、困った時に「絶対に助ける」という熱い思いを届けてくれたそう。
北川くんは侍単独クリエでにのみやくんの「虹」をソロで歌ったとのことで、それを袖で見ていた同期で同い年でライバルと称する織山くんが歌い終わるまで待っていてくれて「すごく良かったよ。感動した。困ったとき、絶対に北川を助けるからな」って声をかけてくれたエピがエモすぎるんだが…
— ざびえる (@macmamoru) August 14, 2018
その言葉が示す通り、拓実くんからは「織山に助けられている」といった発言が出ることって多いなぁという印象でもあります。
仕事のことはもちろん、プライベートの相談に乗ってもらうこともあるという拓実くん。お互いがお互いに助けられていること、支え合いながら歩みを進めていることがそれぞれのエピソードや発言から見えてきます。
拓実くんのプロフィール記事でもご紹介しましたが、織山くんを通して見えてくる拓実くんの奥深さってあるような気がします。
それと同じように織山くんの飾らない素の部分だったり、彼が秘めている熱い部分だったり……拓実くんを通して見えてくる織山くんの奥深さに気づかされる瞬間も多くあるような気がするんですよね。
【もちもちスマイル】少年忍者・北川拓実くんのプロフィールまとめ!織山尚大くんとの“おりきた”や小田将聖くんとの“おもち兄弟”からパフォーマンス&性格の魅力まで♪
シンメとして活動するようになり、振りの確認などをするなかで話すことが多くなっていったという”おりきた“の2人。次第に共鳴し合う部分が多いことに気づかされ、関係性が深まっていったような印象でもあります。
落ち込んでいる時には「拓実がいるんだ」と自分に言い聞かせて仕事に臨んでいるという発言、拓実くんは「ジャニーズのなかで最も大切な人」といった発言などを紐解いても、織山くんから見た拓実くんは、単なる同期や同い年ではないのかもしれません。
誰かといる時、基本的には沈黙の時間に耐えられないという織山くん。ただ、拓実くんだけは大丈夫かななんて話していたこともありました。
沈黙でも大丈夫=気心の知れた間柄と結びつけてしまうのは少し短絡的かもしれません。ただ、織山くんの性格を考えていくと、気を使いすぎることなく、考えすぎることなく、自然体でリラックスできる存在=拓実くんなのかなと思ったりするんですよね。
隣にいるだけで不思議と落ち着くことができるといった織山くんの発言ともリンクする部分だと思います。
織山:僕は、(ブックカフェに)一緒に行くとしたら拓実がいいですね。拓実が一番話しやすいかなって。
北川:ありがたいなぁ(ニヤニヤ)。
織山:僕、忍者内で無言の静かな時間に耐えられる人ってあまりいなくて(笑)。唯一、拓実は大丈夫かなと。
北川:(ずっと笑顔で聞いている)
('21/4/7 TVfan CROSS)— ْ (@burikkosunna) May 2, 2021
織山くんについて、静かな人と一緒のほうが落ち着くと思うなんて話していた拓実くん。それは、“おりきた”の関係性を表現したものでもあるのかもしれません。気づけば2人が隣にいることって多いような気がしますが、そこにはリラックスした織山くんの姿がある印象も強いです。
(画像:フリー素材「写真AC」)
織山くんの表情や佇まいにクールさを感じる一方で、ダンスから滲み出る熱を感じる瞬間は当時からたくさんありました。
ただ、エピソードが増えていくなかで、活躍の場を広げていくなかで、内に秘めた思いを知っていくなかで……その熱がダンスに対してだけではないんだということに気づかされていったような感覚でもあります。
あまり群れることなく「一匹狼」なんて表現されることも多かった織山くん。ただ、本当は仲間思いで、グループのために本気で頑張っていきたいという思いを持っていて……拓実くんとのエピソードは、そうした熱い一面を引き出す、より確かなものにする第一歩だったのかもしれません。
テレナビでの、伝説の”おりこき“(織山くん×川﨑皇輝くん)対談に代表されるように、少年忍者というグループと向き合うなかで、少年忍者のメンバーと関わりを深めていくなかで、彼の熱量をより強く確かなものとして感じることが多くなっていきました。
織山くんが自身の長所だと語る「熱」が、あらゆるモノ・コト・ヒトに広がっていくような感覚。彼の熱さ、それに対する「想像以上」という認識がどんどん更新されていく印象でもありました。
謙虚なふりして「負けたくない」って言葉を多用するところ好きだなあ。織山くんの「その熱こそ僕の長所だと思ってます」ってテキストもめちゃくちゃいい。
— ぬりかべ (@o11tz) March 24, 2021
そうした「熱」は新たに生まれたものではなく、私たちの見えないところ・知らないところで、ずっとずっとメラメラと燃えていたんだなと感じます。年齢を重ねるなかで、熱の質や量が変わってきた部分もあるのかもしれません。
入所時のエピソードにも「熱」を感じる瞬間が散りばめられていますが、入所後のエピソードなどに触れても、その熱は今日まで絶やされていないんだなと感じます。
何年も経ってから、初めて触れる当時のエピソードがありますよね。そうしたものを通じて感じることは、「織山くんらしいな」「織山くんはブレないな」「どこまでも織山くんだな」ということでしょうか。
ずっとずっと「熱」を絶やすことなく、そこに乗せられた気持ちを大切に携えて走っているんだなと感じます。織山くんの涙が、感情に付随する「熱」の伝導率をより高めているとも言えるかもしれません。
昨日発売のピクトアップのテキストで、レッスンでコンサートの登場するタイミングを上手く取れなくて振付師さんに帰れ!ってめちゃめちゃ怒られた中1の織山くんのエピを話してくれてるんだけど、百何十人というジュニアの前で泣きながら「まだやらせてください!」って言ったっていうの初めて聞いた
— な (@amayiroan) October 19, 2024
織山くんがピクトアップで「中1の頃、事務所を辞めようかと考え始めてた時期に振付師さんに怒られて泣きながら「まだやらせてください!」って言ったときそれまで習い事感覚だったけどアイドル続けたいって気づいた」「お母さんがこの事務所を好きで、母の気持ちに応えたい」って話してて泣いちゃった
— ❕さ❕ (@_u_u_u4) October 18, 2024
“おりこき”対談を通じて、織山くんの少年忍者に対する思いを知るなかで、個人的にはハッとさせられるような感覚があったかもしれません。
「一匹狼」や、後ほどご紹介する「グループが苦手」という発言に引っ張られていたからでしょうか。少年忍者というグループに対する思いの強さもまた、想像以上の熱量があることに気づかされました。これまで何となく「そうかな」と思っていたものが、鮮明になっていくような感覚があったかもしれません。
織山くんの性格、そのすべてを知ることはできません。ただ、織山くんの発言や表現に触れていくと、あるいは周囲の織山くん語りに目を向けていくと、繊細なんだなぁと感じることが多いです。
感度の高いアンテナを持っていて、色んなことに気づいてしまって……色んなモノ・コト・ヒトに対して人一倍深く捉えてしまうからこそ、抱え込んだり、考え込んだりすることが他の人よりも多いのかもしれません。
ただ、そうしたものが唯一無二の表現力に繋がっていることも事実。繊細さがなければ生み出すことのできない、人を惹きつける要素が散りばめられているんだと思っています。
私は織山くんの演技が大好きだけど切なさとか苦しみとかそういう表現がほんと繊細でいつもズンって胸にくる、、、
— ❀ ⬛ (@Ori_Naoxxx) March 9, 2024
おりくろ、おりふか、おりわく、おりわた……挙げていけばキリがありませんが、かけがえのないメンバーとの関わりのなかで、その組み合わせでしか見られない、感じ取れない織山くんの一面に気づかされることも多くありました。
危機感や不安、責任感の強さ、試行錯誤しながらもがき苦しむ姿……“おりこき”対談からは、そうしたものが改めて見えてきたでしょうか。グループのまとめ役を担うことが多い皇輝くんだからこそ、織山くんを「仕事仲間」と考えている皇輝くんの「近すぎず遠すぎず」な距離感があるからこそ引き出された織山くんの言葉があったようにも思います。
自分に厳しい織山くんだからこそ、高い壁を乗り越えようとする織山くんだからこそ、そうした熱がグループに波及した時には、温度差のようなものをもたらすことがあるのかもしれません。本人も話していましたが、空回りしてしまっている感覚があるのかもしれません。
でも、何と言えばいいでしょうか。ぶつかり合ったりしながらも、少しずつ少しずつ距離が縮まっていくような、何かが埋められていくような感覚もありました。
言葉ではなかなか伝わらない……そこに難しさやもどかしさを感じている様子の織山くんでしたが、様々な変化のなかで彼の言葉がちゃんと届けられているんだ、届いているんだと感じる瞬間も多くなっていったような気がします。
黒田「メンバーのオリに、『遊んでいる暇があるなら勉強したほうがいいよ』と言われて、僕は変わったと思います。自分が見ているものがしっかりとあるし、ジャニーズJr.は遊びじゃないと気づいた。オリと話していると学ぶことが多いんです。」(anan)
!よきおりくろエピ!— りん (@rrlin_) March 3, 2021
織山くんの紡ぐ言葉は、すごく考えさせられること、突き刺さるものが多いなぁと日々感じています。ただ、大人になった今だから感じられること、共感できることも多いのかなぁなんて思ったりするんですよね。
大人になった今でなければ、きっと感じることができなかったものや受け取れなかったものがあるはず。仮に当時から分かっていたとしても、大人になって初めて深みを増して響いてきたものがあるのかなと思います。
子どもの頃は単に「厳しい」とか「怖い」しか思っていなかったことが、大人になってから「愛」や「優しさ」をまとっていることに気づかされることってありますよね。
少年忍者の『AinoArika』のステージを見た時に、歌詞に込められた意味や壮大さは、単に「恋愛」だけではなく織山くん×少年忍者メンバーの関わりとどこかリンクするような感覚もありました。
21人という大所帯のグループ、年齢もバラバラな状況のなかで、全員が同じ熱量でというのは難しい側面もあったのかもしれません。ただ、21人で戦っていくんだという思いを再認識した今、タイプや考え方は違っても、同じ方向を向いていくなかで見えてくるものがあるんだという確信のようなものが見えてきました。
全てを理解し合うこと、分かり合うことって決して簡単ではないと思います。ただ、大人ではないかもしれないけれど、もう子どもでもない……そんなメンバーが多くなっていくなかで、気づかされることも多いのかもしれません。大人になっていくなかで、将来をより現実的に捉えるようになってきたなかで、見えてきたものもあるのかもしれません。
皇輝くんに青木くんが言う「織山くんと少年忍者をつなげる」ってどういう意味なんだろうなぁ…と考えている。でも、少しずつでもそうやって理解者が増えて賛同者が増えて、織山くんの目指す少年忍者像が形になって私たちに届くといいな。楽しみだな。
— みる@年度内で閉じます (@mk_3gg) April 3, 2021
皇輝くんとの対談を通じて見えてきたもの。熱量の大きさに対して、少し冷静になって考える視点を得られたと言えばいいでしょうか。見失いかけていたものや忘れかけていたものに目を向けるようになったと言えばいいでしょうか。個人的には「人」という言葉が色濃く出てきたようなイメージでもありました。
少年忍者を俯瞰的に見つめるための「気づき」みたいなものを得たことによって、個人的には、織山くんの変化を感じられたような気がしています。それと同時に、織山くんを「つなぎとめる何か」がより鮮明になったような気もしています。
もともと自分を客観的に見つめることが多く、そうした視点による自己分析に長けていると感じることが多い織山くん。それが、自分も含めた「少年忍者」に対して広がっていくようなイメージと言えばいいでしょうか。うまく説明できませんが、どこか「柔らかさ」が見えたような気もしています。
「歩み寄る」というニュアンスとはまた違うと思いますが、少年忍者の一員である自分を俯瞰的に見つめるなかで気づいたことがあって、それがモノ・コト・ヒトに対する柔らかさをもたらしているような気がするんですよね。
前に雑誌の対談で皇輝さんが織山くんに「それメンバーを引っ張るじゃなくて引きずってない?」っていう話をしてたじゃないですか。今回のViViで「リーダーシップ系の本を読んでる。グループを引っ張ってはいけないけどフォローはできるかなと思って」って言っていて織山くんに魂奪われた気分。
— こなつ (@Dream_Overdrive) May 23, 2021
忍Tubeで、願いが一つ叶うとしたら「空を飛びたい」なんて話していた織山くん。どこかに「飛んでいく」という意味ではなく、「浮く」ようなイメージで上から街を見下ろしてみたいそう。
単に街を見下ろすのではなく、街を見下ろすようなイメージでもっともっと広く俯瞰的に見つめる視点が欲しい……そんな思いが(深読みですが)あるのかなと感じた記憶があります。
織山くんの根本は変わってなくて、やり方とそれに乗っかる気持ちが変わったなってわたしは思うのです、わたしはね(テレナビおりこき対談を読み返しながら)
— ミント (@mint__127) February 24, 2023
少年忍者として活動をともにする瀧陽次朗くんが、尊敬する先輩に織山尚大くんの名前を挙げていたことも話題となりました。
冒頭でもご紹介したように、2人は同期なんですよね。そんな瀧くんが、同期であり、同じ少年忍者のメンバーである織山くんの名前を「尊敬する先輩」に挙げていたこと……瀧くんらしいなという思い以上に、すごく色んなことを考えさせられました。
瀧くんも少年忍者というグループについて色々と考えさせられることがあったようで、気持ちが変化していくなかで織山くんに対する憧れの気持ちが芽生えたのかなと感じたんですよね。
少年忍者には2011年~2018年入所のメンバーがいて、瀧くんをはじめとする2016年入所のメンバーにとっては、半数近く(9人)が先輩にあたります。当時はメンバー間の仲が良くなくて、怖い感じだったと瀧くんは振り返っていました。そうしたこともあって、昔の少年忍者は本当のグループと言えなかったと話していたことが印象に残っています。
21人という大所帯グループのなかで、やはりそれぞれの気持ちや考え方はバラバラだったそう。何かをやっていても、別に「21人じゃなくてもいい」「大人数でなくてもいい」ということをやっていた感覚があったようです。
ただ、瀧くんはそうした状況のなかで道を切り開いてくれたのが「織ちゃん」だと話していたんですよね。具体的には、21人でなければできないパフォーマンスを見つけてくれたのが織山くんや振付師さんで、そうしたパフォーマンスを通じて、少年忍者=21人のグループという意識、21人で少年忍者というグループなんだという思いになれたと話していました。
色んなグループ・ユニットが誕生するなかでも、少年忍者のように群を抜いて大人数のケースは珍しいですよね。セクバを見てきた筆者は、Jr.という世界は目まぐるしく状況や環境が変わるものだという意識があって、何度も何度も儚さや切なさを感じる瞬間がありました。
少年忍者に対しても「ずっと一緒に歩んでほしい」という願望がある一方、心のどこかでは「願望で終わってしまうのかもしれない」という覚悟のようなものがあったかもしれません。そうした思いのなかには、もしかしたら瀧くんの話していた「大人数でなくてもいいことをやっている」といった感覚が、何かしらの形で自分の思いに影響していた部分もあるのかなと感じるようになりました。
それだと誤解を与えそうな言い方なので補足しておくと、決して「21人じゃなくても」とか「大人数じゃなくても」みたいな否定的な視点を持ったことはありません。ただ、先ほどお話ししたような「覚悟」を撥ね除ける強い気持ちは持てていなかったと思うんです。否定はしないものの、自信を持てない感じと言えばいいでしょうか。
ただ、織ちゃんが道を切り拓いてくれたという言葉と連動するように、「21人でなければ」「21人だからこそ」という思いが、自分のなかでより鮮明になった気がしています。年を重ねるごとに「ずっと21人でいてほしい」という控えめな思いではなく、「この21人じゃなきゃダメなんだ」と強く強く感じるようになりました。
そう言い切れるくらいに、彼らが見据える先には「21人ならではの景色」「21人じゃなきゃ見れない景色」が広がっているなぁと今は感じています。
WiNK UP 2021おりこき対談前までは ひとりで決めることが多かったおりやまくんが今や“自分の独断だけで進むのはグループとして良くない”と思っていることや 対談前までこ〜きさんと意見が合わないことあったのに今や“意見が噛み合わないことがそんなにない”“目指すイメージがシンクロしている”なの涙
— (@naonlynaodori) May 24, 2023
その一方で「21人で戦っていくんだ」という思いを再認識できたからこそ、新たな難しさが出てくるのかもしれない……そう思うようになりました。
これはアイドルの世界に限った話ではありませんが、ずっとずっと100%を追い求めること、熱量をMAXに保つことって難しいなと思うんです。これは筆者の経験からも強く感じます。
日数や年数を重ねれば「慣れ」が出てくるはず。その時の100%に満足感を得る瞬間があるはず。「ずっと続く」と思っていても、その人の意思を揺るがすような予期せぬ出来事が起こるかもしれません。
そこから気持ちをリセットして常に新鮮な気持ちを持ち続けること、仕切り直すことって決して簡単ではないなと。まして少年忍者のような21人という大所帯のグループ、年齢もバラバラな状況のなかでは「全員がずっと同じ熱量を維持すること」「全員がずっと同じ方向を向き続けること」って難しいと思うんです。それはメンバーに限らず、ファンも同じだと思います。
色んなことを起きるなかで、同じ方向を向いていたはずのファンもまた、バラバラになっていくような感覚がありました。セクゾを応援してきた筆者も、現在進行形でそれを強く感じています。
まだまだ受け止めきれないものがあって、それでも時間は進んでいって……正直な気持ちを話せば、「この先どうなるんだろう」と不安に思うことが多くなりました。ただ、織山くんの座右の銘でもある「なんとかなります」という言葉を胸に、前を向かなければという思いもあります。
こういう世界に限らず、年数が経てば経つほど、何かを続けていくことってどんどん難しくなっていくんだなと。そうしたなかで、まずはアイドルで居続けてくれること、グループがあり続けること、グループの一員でいてくれることにもっともっと感謝しなければと思っています。それを絶対に忘れず、「今」をもっともっと大切にしなければと思っています。
グループの結束を高めるためには、仲の良さやコンビネーションが重要な役割を果たす部分も大きいはず。筆者もまた、ファンとして微笑ましい関係性や雰囲気を求めてしまっています。
ただ、それが「馴れ合い」となり、いつしか「厳しさ」を見失ってしまうというリスクが紙一重に存在するような気がしてきました。
そこでハッと目を覚ますような言葉だったり出来事だったり……「厳しさ」を灯し続ける、あるいは取り戻してくれる存在に助けられていることも多いのかなと。
忍サマ、LIVEのクオリティが下がった時期があって、メンバーに泣きながら「ちゃんとやろう」って怒っちゃった事に自分でも驚いた織山。毎公演良かったよ、ありがとね。
— お す し (@desushi120) October 8, 2024
忍サマ中、クオリティ下がってることに気づいて泣きながらメンバー怒る織山くんにほんとにメンバーも忍者も大切だからこそ泣きながら怒ったんだなってなるから私が今泣いてる
怒るのも嫌な役だろうけど、そのおかげで全公演素晴らしいかったよ
全員素晴らしかった忍サマだったね— りおちゃん (@naohakawaii27) October 8, 2024
織山くんもまた、言葉や行動、態度によって全体を引き締めているんだと思う瞬間が多くあります。そういう姿勢に助けられている人がたくさんいるんだと思います。
「怒られ役」「嫌われ役」を担うことは、すごくエネルギーを使うし、心が消耗されてしまうもの。同じ立場の人間の場合には、特に軋轢が生じてしまうこともあると思うんです。
ただ、織山くんにはそうしたものを省みない「熱」をひしひしと感じます。具体的には、少年忍者というグループやメンバーを思う気持ちやコンサートにかける思い、夢を追い求めるという強い意志や決意が強いからこそ出てくる言葉や感情……突き詰めると「好き」という感情が上回っていくようなイメージでしょうか。
もちろん、そこに甘えたり頼ったりしすぎてはいけないという思いはちゃんと持っています。ただ、織山くんだからこそ響かせられるものがあるなと思うのも事実。織山くんにしかできないものがあるなと思うのも事実。織山くんの言葉選びはもちろんですが、彼には言葉を響かせる・説得力を高める要素が至るところに散りばめられていると思うんです。
彼には周りをよく見ているんだなと思う瞬間が本当にたくさんあります。人が気にかけないところに気づける繊細さがあると思っています。そうした「ちゃんと見てくれている」という意識もまた、その人の言葉を素直に受け止められる要素になっていること、説得力を高める要素になっていることは間違いありません。
だからこそ、織山くんが思い描く世界を手繰り寄せてほしい、夢を夢で終わらせないでほしいという思いは強いです。ファンとしてできることは限られているのかもしれないですが、そんな織山くんのことを「ファンもちゃんと見ているよ」と声を大にして伝えてあげたいです。「孤独を感じたとしても、ちゃんとそばにいるよ」「ずっとずっと背中を押していくよ」と伝えてあげたいです。
「逃げられると追いかけたくなる」と自身を分析していたことがあった織山くん。彼の恋愛観が心理学用語で言うところの「蛙化現象」なんて話題になったこともありましたね。そうした要素を拾い集めていくと、織山くんは愛されるより愛したいタイプなのかもしれません。
蛙化現象になってしまう人の傾向には「自己評価」や「自己肯定感」が低いという要因もあるようです。織山くんを見ていると、確かにそうしたものの低さに驚いてしまうことって多いかもしれません。もっと自信を持ってほしいと思ってしまうくらいに、今の織山くんが魅力的で大好きだと感じている方はきっと多いはずです。
褒められることが苦手なんて話していたことがある織山くん。ただ、それは褒められたくないわけではなくて、褒められた時にどう反応していいか分からないということなのかなぁと思っています。褒められたことに対する純粋な嬉しさはあるものの、自分に厳しい一面が壁となっていて……それが「自分はまだまだなんだ」という思いを生み出しているのかもしれません。
ただ、様々な経験を積んでいくなかで、確かな自信につながっているんだと思う瞬間が多くなっていきました。自分のことを好きになりたい、愛せるようになりたいという思いをしっかりと持っていることを再認識できることも多くなっていきました。そうした変化にも、柔らかさを感じることって多くなっていった気がします。
雑誌読んだどれも大好きな織山くんだったけど、「今は自信しかない」っていう言葉がすっごく嬉しかったなあ。織山くんはすごい人だよ!自信持って!ってずっと思ってたから。
— みか。 (@oy_nao014) April 27, 2020
先ほど、織山くんについて「一匹狼」なんて表現を使いました。これは、雑誌で織山くんのキャッチコピーを決める際に、北川拓実くんが考えに考えて行き着いた言葉の一つでもあります。
【7/7発売☆POTATO8月号】織山のキャッチコピー決めに頭を悩ませすぎた北川は、織山本人に「何がいい?」とリサーチ。織山に「知らないよ!(笑)」と言われつつ、ようやく決まったのが“一匹狼”の部分。(続く)#POTATO #少年忍者
— POTATO編集部 (@potato_magazine) July 4, 2021
織山くんも自身を動物に例えると「オオカミ」であると答えていたことがあり、その理由として「一人でいることが多いから」と話していたことがありました。グループが苦手で、滝沢秀明くんにそうした正直な思いを伝えたこともあったりします。かつて、ジャニーさんから「群れてはいけない」と言われたことも、こうした部分と深く関わりがあるのかもしれません。
また、ネコ好き&織山くん好きなことで知られるAぇ! groupの正門良規くんは、織山くんのことを「ネコみたい」なんて表現し、「顔が可愛い」「ツンデレ」「寄ってきてくれたらラッキー」なんて話していたこともありました。
織山くんが正門くんと一緒にいると安心するって言ってくれてるのに対して正門くんは織山くんのこと「かわいくてネコっぽいからおいで!ってなる。」って๐·°(৹˃̵﹏˂̵৹)°·๐飼い主๐·°(৹˃̵﹏˂̵৹)°·๐(寝れない)
— N。 (@nanonano018) July 23, 2019
自由奔放でマイペース、単独行動を好むものの近くに寄って来たり甘えてきたりする……そうしたツンデレな感じが「ネコみたい」言われる織山くんとリンクする部分ってあるのかなと思います。構いすぎたり追いかけたりするとネコが警戒してしまうから、適度な距離感が大切……そんなところも、どこか重なり合う部分があるのかなと思います。
「グループが苦手」という言葉だけを切り取ると、少し違った解釈もできるのかもしれません。ただ、伝説の”おりこき“対談をはじめとした少年忍者メンバーとの関わり、少年忍者というグループに対する熱い思いに触れると、その言葉だけでは見えてこないものがたくさんあるように感じます。
オオカミやネコという見方に納得できる部分もありつつ、その表現にとどまらない進化を見せていきそうな予感をまとっているのも、織山くんならではかもしれません。
「寂しがり屋の一人好き」という言葉がありますが、そうした一見すると矛盾していそうな言葉が共存しているパターンって、織山くんに対してもあるような気がするんですよね。
例えば、「一匹狼」という言葉を解釈するときに「孤独」「孤高」といった似て非なる言葉が共存しているようなイメージに映るときもあります。いや、共存というよりは、同じ空間にいる言葉たちが互いに押し引きを繰り返しているような感じかもしれません。
答えが見つからないというか、定まらないというか……ある物事や事象に対して、「これが正解だよ」とならないのが織山くんの奥深い魅力だなぁと思っています。
織山さん、1人でも激ヤバクオリティで仕事はこなせるし1人でもうるせえぐらい輝けるし1人の時間がないと死ぬタイプだとは思うんだけど
ぶっちゃけめちゃくちゃ寂しがりやだよね?相反するように見えて同居するんだよこれ…— 海藻_97 (@gnkn_kaisou0310) April 9, 2021
次ページからの記事後半では、ジャニーさんの「群れちゃダメ」という言葉に込められた意味、中島健人くんの言葉、「雨」にまつわるエピソード、表現にかける熱い思いなどを通じて、少年忍者・織山尚大くんの魅力を徹底解剖していきます。もう少しお付き合いいただけたら嬉しいです。
何気なく見ていたMステをきっかけに、Sexy Zoneという底なし沼を知ってしまった箱推しのセクラバ・セクメン。彼らのバックにつくJr.(=セクバ)も応援するようになり、King & Prince(キンプリ)を通じてJr.がデビューする感動を初めて味わう。好きなセクゾの曲は『青い恋人』。2024年3月31日にセクゾやセクベアと一緒に卒業し、宝箱に閉まった「5人のSexy Zone」は揺るぎない永遠となりました。セクラバとして過ごした日々を永遠の誇りに、みんな幸せをずっとずっと願っています。
織山尚大くんへ
いつも織が振り付けした動画見て
感動もらってます。忍者の振り付
けは唯一無二で織にしかできない
振り付けだと私は思っています。
でも、無理はしないで下さい、
織が倒れたらメンバーだけじゃ
なく織のファンも悲しんじゃうか
らつらくなったりきつくなったら
メンバーを頼ってねこれからも健
康に気をつけながら唯一無二の振り
付けしてください。永遠に織、少年
忍者を応援して行きたいと思います。